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160609 参院選争点隠し「与党が勝てば間違いなく憲法改正」~元NEWS23・岸井成格氏が警告
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/307774
「2014年の選挙では、完全に争点隠しをされてしまった。アベノミクスと消費税増税の延期。唯一それだけが争点のように感じてしまった。ところが、選挙が終わったとたんに、日米防衛ガイドラインの改訂、武器輸出の解禁、そして安保法制を強引にもっていった」「これはメディアから言うと本当に痛い。やられたなあ。なんでそんなことに気が付かなかったのか」
「13年の参議院選挙の時も、痛い目にあっている。あの時も安倍さんは『アベノミクス三本の矢』で、国民の信を問うと言ったんです。しかし、終わった途端にやったのは、臨時国会で特定秘密保護法。そんなこと、それまで聞いたこともなかった。それが突然国会に提出されて、あっという間に採決強行された」
2016年の参議院選挙では、「消費税増税の再延期と、アベノミクスの成否で国民の信を問う」とする安倍総理の言葉を、岸井氏は「当たり前のように疑わなければならない」と強調した。
「間違いなく(与党が)勝てば、憲法改正ですね。憲法改正もどこから手を付けるか分かりません。しかし、そのため少なくとも3分の2の自公与党で獲得したい。これは与党の人だれに聞いても言います。だけど、そのことを今度の選挙では言わない。選挙の争点にしないんです」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/307774
時に弁士のよう朗々と語る岸井氏の言葉に、講堂を埋め尽くした満員の聴衆は聞き入った。しかし、いくら「満員」といえど、同氏が降板させられた「NEWS23」の視聴者の数には、遥かに及ばないだろう。岸井氏が「NEWS23」から降板させられたことは、実に痛いと今にして思う。「2016年の参議院選挙の争点は憲法改正」
選挙まであと1ヶ月の間、岸井氏のこの重要なメッセージを受け取った聴衆が、口伝えでも、SNSを通してでも、一人で多くの人に伝えてゆくことを、心から願うと同時に、我々IWJが中継した動画が、あるいはこうして岸井氏の言葉をまとめた拙文が、ひとりでも多くの人の目にとまり、拡散されていくことをも、心の底から願う。
運命の参院選まで、あとわずか1ヶ月。できるすべてのことをやろう。やりきらないと一生後悔する、と思う。
今度の参院選は経済(景気)・社会保障(年金など)も大事ですが、やはり憲法改正の危険性を訴えていくこともしなければなりません。与党の争点(憲法改正)隠しを知らずに多くの国民が投票するのは、本当に悲劇だと思います。
戦争法・TPP・原発なども本来は超重要ですが、今回の選挙で訴えても響くものは少なそうです。半径3メートル以内・10分後の事しか興味が持てない日本人の民度を変えるには、参院選まででは時間が足りません。