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http://wpb.shueisha.co.jp/2016/07/18/68276/2/
政府が作成した『マイナンバー制度利活用推進ロードマップ』には、国民への交付枚数の目安として『2016年3月末・1000万枚』→『2019年・8700万枚』と記されているが、現状はどうか?「7月上旬時点で636万枚です」(総務省住民制度課の担当者)
政府が示した交付枚数の目安を大幅に下回る数字…。番号通知された国民(約1億2千万人)の約5%にとどまるという、予想以上の体たらくぶりだった。
なぜ、これほどまでにマイナンバーカードは普及していないのだろう? ITジャーナリストの佃均氏がこう語る。
「交付枚数が少ないのは、国が運用するマイナンバーの管理システムに不具合が出て交付枚数を制限せざるを得なかったことや『制度への不信感』、『利便性が感じられない』などの理由で国民からの申請そのものが低調になっていることが影響しています」
また、そうした状況は普及率がわずか5%(交付枚数・約700万枚)に止まって大失敗に終わった住基カードにソックリなのだという。
「住基カードは公務員への普及が非常に低調でした。制度を支える当事者でさえそんな状態だったのですから国民に普及しないのも当然でしょう。その反省から、総務省は『職員は必ずマイナンバーを取得しなさい』と全国の自治体に指示を出したようですが…
先日、全国の自治体職員が200人ほど集まる大きな会合があって私も出席したのですが、壇上から『マイナンバーカードを持っている人は挙手してください』と聞いてみると、手を挙げた人は1割もいなかった」
多くの自治体職員は申請すらしていなかったという。
「その理由を聞いてみると、システムトラブルが頻発しているから『不具合に拍車をかけてはいけない』と申請を控えている職員と、国民と同じく制度自体に不信感を持っている職員のふたつに分かれましたね。国に個人情報を管理されることに抵抗感を持っていたり、マイナンバー情報が漏えいするのを懸念している人も多かったです」
マイナンバーカードを利用する国民と、現場で支える自治体を置いてきぼりにしたまま、用途拡大に突っ走る政府と関係省庁。
「今のままだとマイナンバーは住基カードの二の舞になる可能性が高い」(佃氏)――やはり、しばらく様子見するべきか?
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以下ネットの反応。
結局住基との違いがわからん!
無駄な税金使いをただ隠すためにやってるだけじゃん!
普及率わずか5%。マイナンバーに住基カードの悪夢再び… | 週プレNews https://t.co/1oagwToCH1 @shupure_newsから— MILANcomestai (@MILANcomestai) 2016年7月18日
カード自体は大した問題じゃ無い。困るのはどさくさに紛れて立ち上げた独法くらい?カードはともかく番号自体は、もう個人にふられちゃっているからね。/ 普及率わずか5%。マイナンバーに住基カードの悪夢再び… https://t.co/WFOD5CKjZ9 #スマートニュース
— 円海山の遁者 (@tack_0705) 2016年7月18日
多くの自治体職員は申請さえしていないとか。安全のために暗証番号を複数持ちあるくことを呼びかけている時代の中で、1枚に個人情報全てまとめるカードの普及は矛盾しているかと。
普及率わずか5%? マイナンバーに住基カードの悪夢再び… https://t.co/WyXz3VUt1x
— 佐藤健二SatoKen (@kenji_times) 2016年7月18日
普及率わずか5%? マイナンバーに住基カードの悪夢再び… #SmartNews
マイナンバー制度の中止を!国から管理されてるみたいで、気持ち悪い! https://t.co/9xtEBBVFNS
— ともみん (@tomomin6262) 2016年7月18日
職員も持ってないぞ! 全国の自治体職員が200人ほど集まる大きな会合、壇上から『マイナンバーカードを持っている人は挙手してください』と聞いてみると、手を挙げた人は1割もいなかった」多くの自治体職員は申請すらしていなかったという。https://t.co/HREiW9HhC3
— 非一般ニュースはアカウント凍結 (@kininaru2014111) 2016年7月19日
用途拡大に突っ走る政府と関係省庁。
5%というのはスゴイ数字ですね。いかに国民を無視して議論を進めて制度を作ったかがよくわかります。