http://www.asahi.com/articles/ASJDJ4SQGJDJUTFK009.html
昨年成立した安全保障関連法の参議院での審議や、採決強行の様子などを含む映像が、18日いっぱいで参院のホームページから削除され、見られなくなる。衆院と異なり、参院では公開期間を限っているためだ。参院のホームページ(http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php別ウインドウで開きます)から削除されるのは、昨年の通常国会と同年12月18日までに開かれた閉会中審査の審議の映像。
安保関連法が採決された昨年9月17日の特別委員会の映像には、「速記中止」の表示が出る中、起立採決が始まり、自民党の鴻池祥肇(よしただ)委員長の発言が聞こえない混乱状態の中で採決が終わった様子が映っていた。
http://www.j-cast.com/2016/05/18267170.html?p=all
通常国会の会期末が迫るなか、安保法案の審議をめぐる議事録の作成過程が問題視されている。採決は大混乱の中で行われ、速記録では「速記中止」と書かれていたが、その後出てきた正式版の議事録では、どういうわけか「速記を開始」と書き加えられた。こういった事態は異例だが、どういうわけかこれを報じる大手紙は少なく、「スルー」に近い形になっている。
問題になっているのは、2015年9月17日の参院安保特別委員会の議事録だ。安保関連法案は委員長席に与野党の議員が詰め寄る大混乱の中で採決され、未定稿の速記録では「速記中止」「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」と記述された。法案を可決した事実についての記載はない。だが、約1か月後に出された正式な議事録では、委員会を再開したことを示す「速記を開始し、」という記述が加わり、
「右両案の質疑を終局した後、いずれも可決すべきものと決定した」
などと法案が可決されたという記述になった。
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以下ネットの反応。
「「映像は修正や削除ができないため、正式な記録である議事録と食い違い混乱を招く」という意見が多かったという」……。 / “削除されゆく参院での審議映像 安保法採決は18日まで:朝日新聞デジタル” https://t.co/dXxWaAC3VQ
— carrion_crow (@carrion_crow) 2016年12月16日
【これは大変!拡散】「採決強行の映像が18日いっぱいで参院のHPから削除され、見られなくなる」違憲立法が暴力的手法で行われた貴重な証拠。憲政史上、絶対永久保存しなければならない映像だ。何とかして市民の手で遺し、子々孫々に語り継がねば。https://t.co/7eGhVbUntN
— きむらとも (@kimuratomo) 2016年12月17日
削除されゆく参院での審議映像 安保法採決は18日までhttps://t.co/9WKfAy5bpo
9/17採決が違法・無効である最強の論拠は、「人間かまくら」中の鴻池委員長は「自らの目と頭」で賛成人数を計測できなかったはずなのに「賛成過半数」と可決した国会法50条違反である。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) 2016年12月17日
昨年成立した安全保障関連法の参議院での審議や、採決強行の様子などを含む映像が、18日いっぱいで参院のホームページから削除され見られなくなる(朝日)https://t.co/yd6uUxvfFJ「削除されるのは、昨年の通常国会と同年12月18日までに開かれた閉会中審査の審議の映像」
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2016年12月17日
安倍自民党の強行採決の証拠画像も削除される……。
「速記中止」何も聞こえない混乱状態で戦争法案強行採決。
速記録は「議場騒然、聴取不能」。
自民党は「可決すべきものと決定した」と議事録を捏造。
心の中に証拠を保存しなくちゃ!https://t.co/fqtbZ0phsq— 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) 2016年12月16日
削除されゆく参院での審議映像 安保法採決は18日までhttps://t.co/yRHNfJP7aY
「映像は修正や削除ができないため、正式な記録である議事録と食い違い混乱を招く」もはや、ディックの小説みたいな世界やで…
— PAN太 (@panta_rhei2004) 2016年12月17日
この日本で歴史が捏造される瞬間に立ち会う事になるとは思わなかった。
↓
削除されゆく参院での審議映像 安保法採決は18日まで:朝日新聞デジタル https://t.co/3SXt5ZJoM4— Hironobu SUZUKI (@HironobuSUZUKI) 2016年12月17日
「映像は修正や削除ができないため、正式な記録である議事録と食い違い混乱を招く」
https://ja.wikipedia.org/wiki/1984%E5%B9%B4_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)#.E3.81.82.E3.82.89.E3.81.99.E3.81.98
ロンドンに住む主人公ウィンストン・スミスは、真理省の役人として日々歴史記録の改竄作業を行っていた。物心ついたころに見た旧体制やオセアニア成立当時の記憶は、記録が絶えず改竄されるため、存在したかどうかすら定かではない。
まさしくこの世界ですな。議事録は書き換え、映像は削除。後世の人々が検証できなくなりましたね。
参議院特別委員会 安保法案審議 採決〜可決まで 国会中継 2015/9/17