岸田外相、アベノミクス修正の必要性強調 首相と距離?
岸田文雄外相は4日の講演で、安倍晋三首相の看板政策アベノミクスを修正する必要性を強調した。東京都議選の自民党惨敗を受けて党内各派閥がうごめく中、来秋の総裁選をにらみ、憲法9条改正への異論に続いて経済政策でも、首相と距離を置き始めた格好だ。「今の経済政策における格差といった負の側面に適切に対応することが重要ではないか」
岸田氏は来場者から政権を取った場合の政策を問われ、「閣僚なので内閣不一致になっちゃいけないと思いつつ覚悟して来た」。言葉を選びつつ、「これだけはやりたいのは何か。成長と分配のバランス」。アベノミクスが成長戦略に偏りがちであることに懸念を持っていることを示唆した。
岸田外務大臣 アベノミクス批判
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以下ネットの反応。
「アベノミクスはダメ」と、殆どの閣僚が認識していたにも関わらず、保身のために沈黙して来た。
(この耳で本人達に聞いたことがある)戦前と一緒だよ、敗戦しないと反対が出てこないの↓https://t.co/5EGQZEN1kP
— 宋 文洲 (@sohbunshu) 2017年7月4日
岸田外相、アベノミクス修正の必要性強調 首相と距離?:朝日新聞デジタル https://t.co/hR2fM2Q1BF 「財政規律が…」とか「出口政策を!」とか言い出したらげんなりだったけど、「分配が足りない」というのはまっとうな意見。やはりポスト安倍として一番無難か。
— 山下ゆ (@yamashitayu) 2017年7月4日
「#アベノミクス」なんて、とっくに破綻してるんだよ!
消費動向も15か月連続マイナスだし!https://t.co/ChhOdyFYt9— kmokmos.. (@kmokmos) 2017年7月4日
【自民・岸田氏、アベノミクスに懸念】「アベノミクスは修正する必要がある。成長戦略ばかりでなく、格差に適切に対応すべきだ」「閣僚なので、閣内不一致にならないよう気をつけてきたが」と語る。都議選の大敗で、「言える状況」に。 pic.twitter.com/9re7sJ0fp4
— 憂愁ラヂオ (@yuusyuu_radio) 2017年7月5日
都議選を堺に安倍政権にとっては都合の悪い統計が次々とw
①人口減 最悪
②國の税収マイナス
③岸田派がアベノミクス効果に疑念表明— 笹山登生 (@keyaki1117) 2017年7月5日
側近も離れ始めた模様。
岸田氏、憲法9条改正への異論に続いて経済政策でも、首相と距離を置き始めた格好だ。
岸田外相、アベノミクス修正の必要性強調 首相と距離?:朝日新聞デジタル https://t.co/I905ouxRju
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) 2017年7月5日
都議選敗退によってようやく自民党内から意見が発せられるようになりました。「遅すぎ」と言ってしまえばそれまでですが、「内閣府一致」発言です(安倍政権で「格差是正」なんて聞いたことないです)から影響が小さいとは言えないでしょう。