環太平洋経済連携協定(TPP)の創始国、ニュージーランドの政権交代により、TPPの合意内容の一部に反対する労働党と新興政党NZファーストによる連立政権が誕生する。米国を除いた11カ国での発効に、最も積極的だったNZが一線から退くことで、ともに交渉を主導してきた日本政府に大きな痛手となることは間違いない。
19日午後、政権交代の一報を受けたTPP等政府対策本部の幹部は「えっ…」としばらく絶句した。そして「厳しい結果になった。だがNZなしでもやるしかない」と言葉を絞り出した。
9月の総選挙で労働党は、現在の合意内容のままでは、外国人による土地・住宅の取得を制限できないと批判していた。
日本政府からは、早くも「NZを除く『TPP10』を目指すことになる」との見方が出ている。だが、状況は厳しい。
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以下ネットの反応。
アベノミクスに未来が消えた理由。中国に対抗する安倍が最後の希望をかけるのがTPPだが、創始国のニュージーランドで政権交代。TPPは格差を拡大すると批判する野党労働党が総選挙で躍進、連立政権を発足させる。米国がすでに離脱を表明、安倍は梯子を外された。日銀介入疑惑の株高に要注意!
— 河信基 (@hashingi) 2017年10月20日
マジ?どんどんTPP加盟国減っていくなぁ…残り10か国で本当に発効できるのか…?
ニュージーランド政権交代 TPP「NZ抜き」も検討 日本、再交渉せず - 産経ニュース https://t.co/j0jj84iuiD @Sankei_newsさんから— ワサビ(CV:内田彩) (@wasaviiiiiiiii) 2017年10月20日
ニュージーランド、9年ぶり政権交代 TPPに慎重姿勢 (写真=ロイター):日本経済新聞 https://t.co/A35WFeLlHV
こういう政権も国民もいないのが日本の現実なんだよな…
— 彩瀬 潤@抵抗勢力(安倍認定) (@pixl_jasa) 2017年10月20日
TPPがどんどん妥協が難しくなる。
アメリカ
ニュージーランド
が脱退して10か国の経済圏といわれてもなあ。発効は難しいと。
— s☆ko@所々呟。31歳♈前厄 (@pew0gin1986) 2017年10月21日
#NZがTPP見直しへ ニュージーランドでTPP見直し派の労働党がNZファースト党、緑の党と連立政権で合意し、TPPの見直しに踏み切ることが確実になった。特にファースト党はISDSに反対しており、米以外の11ヵ国で進めてきた合意が遅れる可能性が出てきた。※20日朝日 pic.twitter.com/VNItcpd1j1
— 雪之丞 (@aoitori2011) 2017年10月20日
日本の選挙ばっか注目してましたが、日本にも大きな影響を及ぼしそうな選挙結果がニュージーランドで出ましたね。
ニュージーランドではTPP見直しかぁ~
ニュージーランドではねぇ~