自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長は16日、東京都内で会談し、学校法人「森友学園」問題に関し、財務省の改ざん前の決裁文書の公表時期を、予定していた18日から23日へ延期することを了承した。同省の作業が間に合わないとの理由だが、野党は「約束が違う」と抗議。国会会期末が約1カ月後に近づく中、与野党の駆け引きが激化している。
文書の「5月18日まで」の公表は、自民党の森山裕、立憲民主党の辻元清美両国対委員長が国会正常化の条件として7日に合意していた。しかし財務省は「文書が膨大で、非公表部分の黒塗りが間に合わない」と説明しているという。
終盤国会、与党ペースに=野党、審議拒否に及び腰
終盤国会で6月20日の会期末に向けて与党ペースの状況が目立ち始めた。数の力を背景に与党に有利な日程を相次ぎセットし、滞っている法案処理を急ぐ。野党は反発を強めるが、再び審議拒否に入ることには及び腰で、有力な対抗手段が見当たらず手詰まり感も漂う。
政権の相次ぐ不祥事などを受けて審議拒否を続けていた野党が国会に復帰したのは今月8日。これを機に与党は停滞した法案審議の遅れを取り戻そうと巻き返しに動きだした。
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以下ネットの反応。
「黒塗りが間に合わないため、改竄前の森友文書公開は延期します」と文書公表前に恥ずかしげもなく言ってのけるとか、与党はどれだけ国民と議会を舐め腐ったら気が済むのか。
黒塗りせずに堂々と出せ。
森友文書:公表延期23日に 財務省「黒塗り間に合わぬ」 - 毎日新聞 https://t.co/ML30ydx4Ju
— 大神@肉球新党 (@T_oogami) 2018年5月16日
大真面目に、んなこと言われましても🤗https://t.co/X09tgJmhSL
— buu (@buu34) 2018年5月16日
「改ざん前の公文書の黒塗りが間に合わない」
改ざん前の公文書の黒塗りが間に合わないので、公表を約束より5日遅らせて、イラク日報調査結果発表と働き方改革衆院委員会採決を強行する23日にぶつけて、ニュースそのものを隠蔽することにした。ああ一石三鳥ってことですか。 https://t.co/H7bNhN66AJ
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2018年5月16日
約束の18日は23日に延期されました。財務省は「文書が膨大で、非公表部分の黒塗りが間に合わない」と説明していますが、23日は防衛省もイラク日報の調査結果公表を予定しています。ニュースをぶつけて印象を薄める狙いでは。性格の悪い私はついつい考えてしまいます。 https://t.co/UfeX4c5pMr
— 小川一 (@pinpinkiri) 2018年5月16日
世論調査対策でもあるんだろうな。今週末は各報道機関がやるはずだから。 / 他16コメント https://t.co/3G0JT6VZwC “森友文書:公表延期23日に 財務省「黒塗り間に合わぬ」 - 毎日新聞” https://t.co/QBwOaOFk0x
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) 2018年5月16日
終盤国会、与党ペースに=野党、審議拒否に及び腰 #SmartNews
高プロ阻止に関してはどんな手段もとるべき。高プロに関してならサラリーマンの支持は絶対に得られる。#立憲ボイス https://t.co/18sMXoY1wC— es (@nonethem) 2018年5月16日
野党第一党が審議復帰を決めたのは間違いだったと思うね。>終盤国会、与党ペースに=野党、審議拒否に及び腰:時事ドットコム https://t.co/p3s6Y0WF0X
— Power, Corruption & Lies (@chezGuermantes) 2018年5月16日