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【ネットで真実】元経営者が余命ブログに煽られ嫌韓差別をしていた理由「日本の裏で大きな力を持っていると思っていた」「社会とのつながりを取り戻したかった」

投稿日:2019/05/05/ 08:15 更新日:

元経営者の男性はなぜ差別に加担したか 正義感から「正しいと思い込み」

インターネットのブログにあおられ、深刻な差別に加担していた関東在住の60代の男性が4月中旬、横浜市で記者会見した。約20人の報道陣を前に、サングラスとマスク姿で「間違いだった」と謝罪し、経緯を語った。「自分なりの正義感からやっていたが、ただの差別だったと気付いた」という。在日コリアンに「大変な驚きと悲しみ、悔しさ」を与えたと後悔するような行為にのめりこんでしまったのは、なぜか。

余命ブログに書かれていたのは「朝鮮人は悪いことをしている」「在日コリアンに日本はやられてしまう」という、今なら荒唐無稽と分かる内容。しかし、当時はそれを本当だと信じ込んだ。余命ブログの運営者を神格化するようになり、「右翼の大物で、日本の裏で大きな力を持っている」とさえ思っていた。

一方で、余命ブログとのやりとりは妻にばれないようにしていたという。「どこかで後ろめたさがあった」からだ。
 
 内心で後ろめたいと感じながら、これほど夢中になった理由はなんだったのか。

 「退職を機に、部下を率いて事業をしていた時の充実感を失った。社会とのつながりを取り戻したかった」と振り返る。さらに「この作業をすることで、新たな『自己承認』を得ていた」とも思うという。そうした感覚の根底には「自分の中に、もともと差別意識があった」。

男性は会見でかつての信者仲間に向かってこう述べた。

 「心の中で『もうだめだ』『自分は失敗してしまった』と思っている方はいると思う。そこまで思わなくても、毎日不安で、いつ訴えられるんだろうと震えてなかなか眠れないような信者もまだまだいると思います。(自分が)こういったことを話すことで、1人でも気持ちが変わってきちんとしたアクションを起こしてもらえばと思ってここに参りました」

 そうして男性は「早く目を覚ましてほしい」と呼び掛けた。

会見が終わると、男性はサングラスとマスクを外し、記者の話に応じた。論理的で物腰の柔らかい話し方から、経営者だった頃の様子がうかがえた。

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以下ネットの反応。

健康Mr.K
何にも知らない人が「ネットで真実」に目覚めてしまうと悲惨です。ネットだけ、新聞だけ、テレビだけ、雑誌だけ、公的機関の発表だけ、ではいけません。入手できる情報を限界まで集め、フラットに判断する。そして、時には判断しない勇気も必要です。判断しちゃうと考えなくてよくなるので楽ですからね。ですから、このブログも「もやもや」を大事にしています。しかし、「実名一般人ネトウヨ」はほぼ壊滅しましたね。リサーチしてても、みかけることはほぼなくなりました。

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