「日本滅亡グローバル化政策を強力に推し進めているのが、なんと真正保守を謳われる安倍政権というのはどういうわけでしょう。政権一代でこれほど日本を壊した例はほかにはありません。空前絶後とはこのことでしょう」
沖縄出身の我那覇氏といえば、昨年にはジャーナリストの櫻井よしこ氏らとともに安倍晋三首相と座談会をしたほどの“仲”である人物のはずだが、一転。午後の集会で次々と批判の言葉を並べ、それまで拍手にわいていた会場は静まり返った。我那覇氏は、「(私たちは)国難の正体に目覚める」べきだとし、「国難の正体」は、「保守の皮をかぶり、国を売るような人々が国の中枢を握っているということ」だとした。理由に挙げられたのはTPP、種子法廃止、改正入管法、アイヌ新法などで、同氏は「日本解体法」だと断じた。ただ、後半二つの法については、多民族国家への懸念、先住民族の否定という排外的論理だ。
さらに、こうした「外圧にコントロールされるがまま」の日本をつくった現与党は、党名を「日本グローバリズム党」に変えた方がいいとした。また「日本人の精神が戦後レジームにはめこまれて」いて、安倍政権はここから脱却するどころか、その「完成」を進めているとし、「グローバリズム化政策が進めば」「英霊の方々は、二度死ぬ」と主張。「国難に勝利すること」を誓い演説を締めくくった。
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以下ネットの反応。
びっくり!!あの 幸福のガナハが。
保守系キャスター、靖国神社集会で安倍政権を痛烈批判(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース https://t.co/Y05vKJr7R3
— 石松🍵 (@ibRxdbXMIwSABnS) September 9, 2019
【古谷経衡さんのコメント】第二次安倍政権が戦後最長内閣となり、所謂「保守界隈」は以下二派に分派している。... ▼保守系キャスター、靖国神社集会で安倍政権を痛烈批判 https://t.co/2cLXzzy3UO
— 古谷経衡@『日本型リア充の研究』発売中 (@aniotahosyu) September 9, 2019
https://t.co/Hu3fpEUb6z
>我那覇氏は、「…国難の正体に目覚める」べきだとし、「国難の正体」は、「保守の皮をかぶり、国を売るような人々が国の中枢を握っているということ」だとした。理由に挙げられたのはTPP、種子法廃止、改正入管法、アイヌ新法などで、同氏は「日本解体法」だと断じた。— 余生@令和 (@shuuchoufugun) September 9, 2019
見出しを見て、オッと思ったが「安倍政権を痛烈批判」といっても限界があり、最後は改憲へと収斂されている。ま、靖国神社で催された集会だ。当然といえば当然だが。https://t.co/bwUWviMYBY
— Holmes#世論の理性 (@Holms6) September 9, 2019
ようやくお目覚めかな?
『日本滅亡グローバル化政策を強力に推し進めているのが、なんと真正保守を謳われる安倍政権というのはどういうわけでしょう』保守系キャスター、靖国神社集会で安倍政権を痛烈批判(週刊金曜日) https://t.co/7mwq65lndK
— 林 信男 (@saitama2020100) September 9, 2019
気づき始めた? 現政権とその周辺が語れるのは利権だけで、思想や哲学はないことに。世界的にもそうで、日本はその一つにすぎないが。https://t.co/lX1PL7Djmd
— りんくす (@shiroiyamaneko) September 9, 2019
まだTPPや種子法廃止を批判してるのか(^o^)https://t.co/UiFTYLqFpF
— 尾座 (@htsk_tts) September 9, 2019
週刊金曜日が記事にするって・・
https://t.co/1a6lMFGtCU #Yahooニュースアプリ
— ろく左衛門 (@DRfSQ8lwEIMqBsE) September 9, 2019
第二次安倍政権が戦後最長内閣となり、所謂「保守界隈」は以下二派に分派している。
1類)安倍首相のやることなすことすべてを肯定する全肯定型(産経=正論路線、WiLL、HANADAなど)
2類)安倍首相のすすめる構造改革を「日本の国体の破壊」と見做して口撃する国家社会主義的系統(日本文化チャンネル桜、旧表現者系統など)
記事にある「保守系キャスター」は、2類の日本文化チャンネル桜の関係者であり、保守界隈全体で見ればマイノリティーである。確かに、安倍政権の構造改革は米国型グローバリズムと一体となって、彼らが言う「瑞穂の国」の国体の改変に繋がる、というのは一部の政治的左派と姿勢が類似する。しかし、アイヌ新法や改正入管法については「純血主義」に基づくトンデモに過ぎず、一部の右派界隈の外側に浸潤していない。「保守界隈」が内包するこの二つの系統は、今後も交錯を続けるとみる。