4月まで感染者ゼロ 鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由
戦略は「疑わしきはPCR検査を」
――東京や大阪などとは感染状況の様子が違っていると思いますが、平井知事が構想されてきた鳥取県ならではの新型コロナ対策について、教えてください。
平井 鳥取県は独特の戦略で新型コロナに向かっています。まだ感染数は少ないです。ずっとゼロで続けてきました。これは、県民の皆さんにご協力いただいて、予防を一生懸命やってきたことの現れだと思っています。ウイルスは人との接触で感染が広がると考えますと、初動でどういう感染者の方がいるか突き止める、つまり早めに見つけて押さえる。これが鳥取県の考え方です。感染者がゼロの頃からどんどん病床数を増やしていきました。陽性患者の方3人に対して322ベッドです。まだ余裕はあります。
時に専門家の方がおっしゃっていて、私たちとはちょっと事情が違うなと思うのが、「PCR検査で陽性が増えると医療崩壊を起こす」という意見です。鳥取県は「疑わしきはPCR検査をしたらいい」という態勢で臨んでいます。お医者さんが「これはちょっと怪しいね」と、検査が必要だと考えた場合は、全て検査対象にしましょうと。PCR検査の検体数はどんどん増えてきています。ローラーでPCR検査をしても、海外や県外に行っている方の場合は必ずしも感染ルートが特定できるわけではありませんが、いかにそこから先に広げないか。鳥取県は穴熊囲いの戦法ですね。しっかり守りを固めて、来るものはみんなで迎え撃とうと。
鳥取県では、新型インフルエンザ流行時の反省をふまえて、PCR検査を行う機械の台数を増やしていたんです。衛生環境研究所にもともとあった120検体に家畜保健衛生所から移転させた機械を合わせて180検体、さらに鳥取大学には県の補助で新たに機械を入れて16検体、合計で196検体を1日にさばけるというペースになっています。これは全国的にみても、人口規模からしますと突出して多いと思います。
コロナ対策で「政治の話をしてはいけない」
――新型コロナに関連して、安倍首相をはじめとする政府や、都道府県知事の記者会見の様子が連日報道されています。会見の場で、平井知事がわかりやすく伝えるために何か気をつけていることはありますか?
平井 新型コロナウイルス対策は、政治の話をしてはいけないんですよね。命と健康を守るために何をやるべきか、率直に、迅速に行動しないと解決しない。全国的にみると、どうも政治の世界に引き込まれすぎているのかな、と個人的には懸念しています。何かのパフォーマンスであってはいけない。
――東京五輪の延期を巡る動向や、政府の布マスク2枚配布、給付金の方針転換などに不信感を持っている人も多いと思います。
平井 本当に大切なのは、一体この事態をどうやって解決するか。今は国だとか県だとか、関係なく協力していくべき時ですよね。そして最もあってはならないのは、患者さんや医療機関に厳しい目が注がれるようなこと。少し政治とは距離を置きながら、現場をみんなで盛り立てて、協力しあう。そういうことがあっていいんじゃないかなと思います。
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以下ネットの反応。
鳥取県・平井知事《新型コロナウイルス対策は、政治の話をしてはいけないんですよね。命と健康を守るために何をやるべきか、率直に、迅速に行動しないと解決しない。略 何かのパフォーマンスであってはいけない。》
自治省OB。これがプロの行政官か。https://t.co/gBnjqPfyEC
— urbansea (@urbansea) April 24, 2020
地方自治は大事という話。飲食宿泊施設への対応も納得できます。
引用:鳥取県は「疑わしきはPCR検査をしたらいい」という態勢で臨んでいます。お医者さんが「これはちょっと怪しいね」と、検査が必要だと考えた場合は、全て検査対象にしましょうと。https://t.co/6sqdpJhDNN— Jun-ichi_Kawa (@KawatheCathand) April 24, 2020
読みました。鳥取県、素晴らしいですね。
●病床数を12から322
●「疑わしきはPCR検査をしたらいい」
●鳥取県では、5年間無利子、10年間の保証料なしの制度融資を400億円に拡大。金融機関が取り立てないということに。ますます中央のバカさかげんが際立つ。
これ必読。https://t.co/xgPnWYyMGc— yoͥ̊̈͋͌̆͑s̔hͯ̓͐͌ͬ́̈́̅il͆͂͋ͧͬͮo͌ͧ́ͮ̂͒̏̆̎̑̓̽̓gͫ̔̓͊͐̌ͦ (@yoshilog) April 25, 2020
鳥取は人口1人当たりの病床数が圧倒的に多いなと思っていたら、1月から準備していたらしい。事実に基づいて、合理的に、現場でできることに集中すること。ムダに政治の話をしないのも大切だなあ。https://t.co/4m9HDBHUhR
— shimawanko (@shimawanko) April 24, 2020
口だけで無能な自民や維新を持ち上げて、鳥取県の平井知事みたいに本当に有能な人を殆ど取り上げないのが、日本のメディアが決定的に駄目な点。
4月まで感染者ゼロ 鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由
平井伸治知事インタビュー #平井伸治 #文春オンライン https://t.co/cHQjP8K4dz— 大神ひろし (@ppsh41_1945) April 24, 2020
知事みずから考え行動し言葉を発する。この安心感は何?どこまでもわかりやすく信頼できる。政治とは、施政とは何か、そのお手本がここにある。
4月まで感染者ゼロ 鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由
平井伸治知事インタビュー #平井伸治 #文春オンライン https://t.co/gQl3nlZg4u— azukKi (@azukki_) April 25, 2020
4月まで感染者ゼロ 鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由 平井伸治知事インタビュー(週刊文春)https://t.co/Xp6708TNQw「――鳥取県庁では、3月末に職員の机の間に段ボールやフィルムシートで仕切りを作っていたというのもすごく気になるニュースでした。誰の発案だったんですか?」
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) April 25, 2020
日本にもこういうまともな脳みそもった仕事できる知事もいるんだな
ただ近くに究極無能知事率いる大阪とかいう都市があるのが怖いが4月まで感染者ゼロ 鳥取県・平井知事が語る「疑わしきはPCR検査」の理由
平井伸治知事インタビュー #平井伸治 #文春オンライン https://t.co/4zZdyBdHWt— 愛国心の足りないなまけ者 (@tacowasabi0141) April 24, 2020