PCR検査、大阪で最長10日待ち 医師「保健所受け付けず」―民間委託で拡充急ぐ
新型コロナウイルスの感染者数が1600人に達した大阪府で、保健所がPCR検査が必要と判断してから実際に検査するまで、最長で10日程度かかっていたことが3日、大阪市保健所への取材で分かった。患者の急増に検査態勢が追い付いておらず、検査を待つ間に容体が悪化して入院したケースもあった。府は民間検査機関の活用も進めるなど検査能力の拡充を急いでいる。
しかし、感染者の4割が集中する大阪市では4月中旬、相談から検査までに最長10日間かかっていた。重症者やクラスター(感染者集団)の検査を優先したが、待機中に容体が急変して入院した人もいたという。大型連休中で検査が減少した1日時点でも、5日程度の待ち時間が生じていた。
新型コロナが疑われる患者が訪れる地域の開業医も対応に苦慮する。府内のあるクリニックには発熱した人がほぼ毎日来院するが、他の患者とは別の時間帯に、防護服を着込んで診察している。男性院長は「保健所は必要な検査をほとんど受け付けていない」と語気を強める。
院長によると、患者に肺炎の所見があるにもかかわらず、保健所に検査を断られたケースがあった。発熱した別の介護職員は検査を受けられず、仕事に復帰できないまま2週間の自宅待機を余儀なくされているという。
院長は「検査を受けられずに39度の熱が続くのがどれだけつらいか。医療崩壊を防ぐため、患者に過度な負担を強いている現状が気の毒でならない」と話した。
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以下ネットの反応。
「大阪府で、保健所がPCR検査が必要と判断してから実際に検査するまで、最長で10日程度かかっていた」
大阪がどれだけ医療体制を削減してきたのかも書かないと。 https://t.co/xTKzJheeWl— 町山智浩 (@TomoMachi) May 3, 2020
【先進国最劣等の検査数】大阪ではPCR検査が追いつかず、発熱があっても保健所受け付けず最長10日待ち。厚労省―感染研―保健所は機能不全に陥っている。改憲よりやるべきことをやっていない。自主採取も認めず、PCR検査機をもつ大学も閉鎖で文科省も不作為でますます深刻化。https://t.co/NnGUVmaq9X
— 金子勝 (@masaru_kaneko) May 3, 2020
PCR検査、大阪で最長10日待ち 医師「保健所受け付けず」―民間委託で拡充急ぐ:時事ドットコム https://t.co/6VFsyetBMf 『患者の急増に検査態勢が追い付いておらず、検査を待つ間に容体が悪化して入院したケースもあった。』こんなんで1日の感染者数の正確性なんて全くないよな・・・。
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) May 3, 2020
PCR検査、大阪で最長10日待ち 医師「保健所受け付けず」―民間委託で拡充急ぐ(時事) https://t.co/K6O4MHIOFd
『重症者やクラスターの検査を優先したが、待機中に容体が急変して入院した人もいたという。大型連休中で検査が減少した1日時点でも、5日程度の待ち時間が生じていた』— あべのっち (@abenotti_gold) May 4, 2020
大阪市内看護師です。PCR検査受け入れてもらえない患者数が多すぎて吉村さんが報告している数は現場からすると全く当てになりません。肺炎所見があっても自宅待機にならざるを得ない患者への説明対応、クレームが日々辛いです。https://t.co/Y3xhyC8SLV
— かえる (@y45jcCYfPmzQ1xP) May 3, 2020
ひとの命に関わるインフラを、「無駄」として削ってきた維新の改革の結果がこれだ。
開業医:
「保健所は必要な検査をほとんど受け付けていない」
「検査を受けられずに39度の熱が続くのがどれだけつらいか」https://t.co/aHPcMyXHFJ— 長谷川羽衣子🍀反緊縮グリーン・ニューディール (@uikohasegawa) May 3, 2020
よくもこんな状態で、吉村知事は毎日Twitterで感染者がどうだの、大阪方式だの言えるよな。
テレビばかり出て、現場を知らないんじゃないか。
https://t.co/SStsBKnMWk— HAMASHOW50 (@hamashow50) May 3, 2020