新型コロナウイルスの感染が全国で拡大する中、政府の分科会は感染状況を4つの段階に分け、状況が悪化する前に重症者数などの指標を踏まえ必要な対策を講じるべきだとする考え方をまとめました。分科会の尾身会長は、感染者が増加する東京や大阪などは、医療提供体制への負荷が蓄積しつつある2段階目の「感染漸増段階」にあたるという認識を示しました。
それによりますと、感染が最も少ない「感染ゼロ散発段階」は、感染が起きていないか、散発的に起きているものの医療提供体制に特段の支障が出ていない状況です。
現在、感染者数が少ない地域はこの段階にあるとしています。2段階目の「感染漸増段階」は、感染者の集団、クラスターが発生するなど、感染者が増え、重症患者も徐々に増加することで対策にあたる保健所や医療提供体制への負荷が高まりつつある状況です。
分科会の尾身茂会長は感染者が増えている東京や大阪などはこの段階にあたるという認識を示しました。3段階目の「感染急増段階」は、クラスターが多発して、感染者が急増することで医療提供体制への負荷がさらに高まって一般の医療にも大きな影響が出ている状況を指すとしています。
現在、この段階にある地域はないとしています。そして、感染状況が最も深刻な4段階目の「感染爆発段階」は、病院内など大規模なクラスター感染が連鎖して起きることで、爆発的な感染拡大につながった状況を示すとしています。
高齢者や持病のある人など重症化リスクの高い人たちが多く感染し、保健所や医療提供体制が機能不全に陥っている状況です。
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以下ネットの反応。
「東京都や大阪府の現状について「『感染漸増段階』に当たる」。意味不明。分類の科学的根拠は?恣意的?
感染状況4段階に分類 分科会#Yahooニュースhttps://t.co/Cx6Vk6B7qW
— 蓮池透 (@1955Toru) July 31, 2020
日本語というのは、便利ですね。
この期に及んで、今の状況が「漸増段階」だと言うのだから。終戦詔書の「戦局必スシモ好転セス」を思い出しました。
東京と大阪のコロナ感染状況は「感染漸増段階」政府 分科会 | NHKニュース https://t.co/aCxRg80lEZ— 犬丸治 (@fwgd2173) July 31, 2020
専門家が雁首揃えて考えついたのが、感染状況の4段階😊
1感染ゼロ散発段階。
2感染漸増段階。
3感染急増段階。
4感染爆発段階。
そもそも3と4なんて要らないよ。
急増・爆発後に対策しても全て手遅れだよ。
そうさせない為に、国や行政が今何をすべきか?を提言すべきがあんたらの役割だろ💢— けん (@KSN1HybmjjiCMoQ) July 31, 2020
コロナ対策分科会は感染状況を4分類で対策と会見。
(1)「感染ゼロ散発段階」
(2)「感染漸増段階」
(3)「感染急増段階」
(4)「感染爆発段階」
この(3 )は医療逼迫、(4)は医療崩壊。(3)と(4)の間で緊急事態宣言とした。(3)で既に社会は、崩壊寸前だ。ありえない。 https://t.co/suXJoOalWO— あらかわ (@kazu10233147) July 31, 2020
この国のリーダーは絶望的だ。
感染状況を4段階に分類しただけ。子どもでも出来るわ。
次の段階に進む前に必要な対策を取る。具体的にはこれから検討?アホか!何がこれから検討だ。
東京と大阪は漸増段階だと。誰がみても急増段階だろ。危機感が無さすぎるわ😡
https://t.co/YRemyy9X7D— 俵 才記 (@nogutiya) July 31, 2020
何のための分科会
コロナ感染で東京、大阪は下から2番目の感染漸増段階と分科会。感染急増、感染爆発段階がその上に。爆発段階への予兆があれば、緊急事態宣言や県境をまたぐ移動の自粛となるという。「宣言を出す状況にない。GoToトラベルは続行」の政府方針を追認しただけ。https://t.co/u8BgxNrDrl— 横山裕道 (@zxghiro) July 31, 2020
COVID-19の流行予測は難しいが短期的な予測はできます。レベル分けをして非常にやばくなってから対策をとっても手遅れです。それは2週間前に起きたことなのだから。川が決壊してから避難しろという災害専門家はいません。決壊する前に避難すべきなんです。なぜ待つのか。
— 岩田健太郎 Kentaro Iwata (@georgebest1969) July 31, 2020