市役所でもらった履歴書見本の氏名欄に「パソナ太郎」―。大阪市の保健福祉センターが生活保護の申請者らに配布した資料の一部に、こんな記載があったことが18日、市への取材で分かった。市の委託で就職支援事業を担う人材派遣大手「パソナ」が作成したものだが、担当課は「企業名を出すのは不適切だった」として見直す考えだ。
履歴書見本の「太郎さん」は48歳の男性という設定で、学歴欄には「大阪市立パソナ中学校」「大阪府立パソナ高等学校」の記載も。生活保護申請中の男性から資料提供を受けた小川陽太前市議は「市は企業に事業を丸投げし、企業側も配慮がない」と指摘した。
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以下ネットの反応。
パソナ太郎の履歴が生々しすぎる件・・・。
最初に勤めた企業を13年で転職、
転職先の企業に11年勤めるも業績不振で倒産、この時42歳。
以後派遣や短期バイトで食い繋ぎ、
現在齢48歳で長期安定雇用目指して就職活動中・・・。これ平成という時代を生き抜いてきた人々の履歴書じゃねぇか・・・。 pic.twitter.com/4yH9XKEdHJ
— 門前小僧 (@monzenkozo100) November 15, 2020
昨日、失業して生活相談をしている方(稼働年齢層)
大阪市の保険福祉センターで就労指導としてわたされた書類、履歴書の書き方の指導のようですが、例示で「パソナ太郎」とかかれた書類に愕然としたと。
大阪市の行政まるごとパソナに乗っ取られてるようです。 pic.twitter.com/zwpv3qQrVQ— 小川陽太(日本共産党) (@ogawayota) November 14, 2020
パソナ太郎の履歴みると私も紙一重だったなと思ってしまう氷河期後半世代
— あさい(カカオ88%以上🍫) (@nafco355_acai) November 16, 2020
「パソナ太郎」
「パソナ中学校」
「パソナ高等学校」…まさか大阪市から渡される文書にこんな文字が出てくるとは。隠しようのない癒着がこういう形で露見してるのは実に象徴的だな。行政までもが中抜きビジネスに加勢しているかのようにしか見えない。#竹中平蔵を政治から排除しよう https://t.co/0k5GuIck2B
— さよなら昨日の私 (@SaYoNaRaKiNo) November 14, 2020