「変異株、今の対策では抑えられない」専門家分析 緊急事態宣言「延長しただけでは無意味」
首都圏の1都3県への新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の延長は、2週間程度と見込まれる。菅義偉首相は4日の参院予算委員会で、「病床の逼迫」などを延長の理由に挙げた。感染症の専門家は延長を歓迎しつつも「延長しただけでは無意味」と口をそろえる。2週間で、どんな対策を取るかが重要となる。(沢田千秋、藤川大樹、井上靖史)
政治的な思惑は別としてメンバーたちは延長に好意的だ。ただし、東京都北区保健所の前田秀雄所長は「ただ2週間延ばしても、第4波を2週間遅らせるだけ。強い対策をしないと効果はない」と強調する。
座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は「第1、第2、第3波の流行時に主流となる株の置き換わりが起きた」と説明。メンバーの1人は「(英国などの変異株への)置き換わりは既に始まっている」とみて、第4波の到来を警戒する。
3日の議論の半分以上は変異株に割かれた。出席者によると、変異株の感染者1人が周りに感染させる人数を示す実効再生産数が1.2~1.3という分析結果が示されたという。
現在、首都圏の実効再生産数は0.9ほど。あるメンバーは「従来株は今の対策で減っていくが、この分析が正しければ変異株は抑えられない」と危機感を抱く。
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以下ネットの反応。
菅義偉首相は4日の参院予算委員会で、「病床の逼迫」などを緊急事態宣言延長の理由に挙げました。感染症の専門家は延長を歓迎しつつも「延長しただけでは無意味」と口をそろえます。2週間で、どんな対策を取るかが重要となります。 https://t.co/DpDfeYj1le
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) March 4, 2021
菅政権はやってるふりをしているだけだ
中身が何も無い「変異株、今の対策では抑えられない」専門家分析 緊急事態宣言「延長しただけでは無意味」
2021年3月5日 06時00分 東京新聞https://t.co/2vBmHcH7fh— しろくま (@hontounokotoga1) March 4, 2021
『メンバーが挙げるのは、積極的疫学調査の強化/ほかは、午後8時までの時短営業をしていない飲食店への協力要請。いわゆる「昼飲み」増加に対し、酒類提供の制限要請も検討/「サーキットブレーカー」の導入も』 / “「変異株、今の対策では抑えられない」専門家分析 緊…” https://t.co/ESObJI5MA6
— ヤマケン(山学校の) (@gcyn) March 4, 2021
菅首相の緊急事態再延長の根拠なのに…「病床逼迫の定義ない」と加藤官房長官
説明がよくわかりません…
東京新聞 TOKYO Web https://t.co/sWfFX1hLLY
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) March 4, 2021