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https://www.facebook.com/SEALDs_RYUKYU-691159531028094/?fref=nf
今年3月、「今日はとても暑いから」と100本余りの水のペットボトルをゲート前のテントに差し入れてくれたキャンプ・シュワブ所属の海兵隊員2人。連絡先を交換していたので、到着前に連絡してみたところ、私達に会いにテントまで来てくれました。
彼らやホワイト・ビーチ所属の海軍兵2人を交えて、県内の学生と食事をしながら辺野古の新基地や既存の在沖基地についてディスカッションを行ったこともありました。その時彼らは「僕達は中国や北朝鮮から沖縄を守る為に来た」と話していました。
今日、11月1日、3月に初めて会った時に同世代の沖縄の学生/若者と話して受けた印象やその後の変化について話してくれました。「母国を離れ、沖縄や日本を守る為に来た僕達は感謝され、歓迎されるかと思っていたのに、いざ沖縄に来ると迷惑がられ、とても困惑していた」
「海兵隊の僕らは特に有事の際には突撃隊となるから、死ぬのが怖くないんだ。クレイジーな敵国から米国や同盟国を守る強い僕達はヒーローなんだと教えられて沖縄に来た。でも沖縄の学生から聞いた話は全然違った。僕達は沖縄を何も知らなかった」
「僕達は琉球王国の存在や、日本に併合された事、沖縄戦における捨て石作戦とその大きな被害、その後の切り離しや復帰を機に増加した基地負担の事など、何一つ知らなかった。政治的にどれだけ振り回されてきたかを少しも知らずに沖縄に来たんだ」
「沖縄の学生から話を聞いてすごくショックを受けた。入隊して沖縄に来るまで聞かされていた事とあまりにも違いすぎた。クレイジーなのは中国や北朝鮮じゃなくて米国なのかもしれないと思った。その後、色んな資料を読んで沖縄について勉強した」
「180度違う目線から米国について調べて始めて、愛する母国がこれまでどれだけ世界中の人々を傷付けてきたのかを知った。それも金儲けの為に。そして日本と協力しながら沖縄を利用してきた事を知った。ゲート前の抗議行動を今なら理解できる」
「大きな構造の中で、沖縄の人々がここまで振り回され、人権が踏みにじられてきた事を知らずに、感謝されると思っていた自分を恥じた。そして僕達にウソを教えてきた海兵隊の教官や学校の先生を憎んだ。政府は僕らの事も利用していると気付いた」
「ゲート前で友達になれて、沖縄の歴史や文化について教えてくれて嬉しい。今は沖縄の人々の抗議行動を応援している。米軍のシステムを批判的に考える米兵はまだまだ少ない。だから僕が知っている沖縄の事を、少しずつ周りの米兵に知らせている」
以上、SEALDs RYUKYUのツイッターより。
Twitter:@SEALDs_RYUKYUp.s. その後、話をした米兵たちと一緒に、沖縄そば食べに行った。車で基地の近くに送り、別れを告げた。彼らは、「Marines Out!!」と言われながら、基地の中に帰っていった…
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以下ネットの反応。
@SEALDs_RYUKYU 大事なことお伝え下さってありがとうございます
— bluesky (@blue_sky_bluest) 2015, 11月 1
@SEALDs_RYUKYU 国境を超えた若者の対話が世界を平和にするかも。イラク戦争の時、米国から来た留学生が「国を守るのは当然。イラクへ行きたい。悪者フセインをやっつけるために」と言っているのを聞いて、当時とても驚いたことを思い出します。
— t_yun (@t_yun) 2015, 11月 1
これを読むと、米軍人も沖縄県人も、国の被害者なんだなと感じる。一握りの政治家や官僚、企業が自分たちの思惑と金儲けのためにのみ国を動かしている。米国も日本も健全な国家から程遠くなっているような気がする。 https://t.co/kDUXS3li1t
— 日本奪還!自公落選! (@wakuwakupurasu) 2015, 11月 2
すごく考えさせられた。そして対話の大切さを実感した。憎んでいるだけでは何も変えることはできない。https://t.co/D4dzlblvBG
— 松田まゆみ (@onigumoobasan) 2015, 11月 2
必読。対立を煽っているのは誰か?
話し合えるのはとても大事なこと… https://t.co/mhRuVlPKpu
— mitsuko.t (@michuko369) 2015, 11月 2
ぜひFBで、多種多様なコメントと併せて読んでほしいです。ただの美談として拡散すると米兵がビーチクリーンしたとか人命救助したとかの話とごっちゃになっちゃうんで。 https://t.co/ZeT1ldpF35
— misato@okinawa (@misatom73) 2015, 11月 2
感動した
沖縄の人でも他県の人でも
米兵が沖縄について、日本について語ってる。ぜひ見てほしいね。 https://t.co/DOUVQcrBsw
— ✙ゆっきぃ✙ (@kinjoyuki02) 2015, 11月 2
僕達を対立させて得するのは誰か? https://t.co/bmD0J4oVyp
— Shuya Okino (@shuyakyotojazz) 2015, 11月 2
沖縄は右側通行だったしドルだったし沖縄県民みんな英語話せて、奥様は魔女みたいな豊かな生活を送ってるんだろうと憧れたまま大人になった。何一つ知らなかった知ろうとしなかった
https://t.co/qBe9WjYIzL
— H田 (@rinoko_) 2015, 11月 2
必読! 沖縄の問題だけでなく、人と人が出会うとはどういうことなのか、考えさせられます。
日々の生活のなかで、わたしたちはほんとうに出会えているのでしょうか、人と、人として、人といっしょに。 https://t.co/DiAWt6VO6R
— АеЯ (@_compassions) 2015, 11月 2
SEALDs琉球メンバーがこう言っていたのを思い出しました
(活動中に)道行く人から罵倒されたことがあり、悲しかった。でもその人は自分のことを知らないし、自分もその人のことを知らない。そういった人とも対話を続けていきたい。 https://t.co/SMLlteDztN
— KOGYAN @11/7街宣アピール辛島 (@KogyanKumamoto) 2015, 11月 1
クレイジーなのは中国や北朝鮮じゃなくて米国なのかもしれないと思った。
180度違う目線から米国について調べて始めて、愛する母国がこれまでどれだけ世界中の人々を傷付けてきたのかを知った。それも金儲けの為に。
どこの国でも利用されるのは教育を満足に受けられない若者です。日本でも2002年の日韓ワールドカップ以降、嫌韓・反中の薄っぺらい情報がネットや本屋の雑誌コーナーで取り上げられ(僕は昔は雑誌コーナーをチェックしていなかったので、そういった本が出回っているのを知りませんでした)、それを鵜呑みにしてしまう人たちが激増し利用され続けています。
しかし、今回シールズ琉球の人たちが紹介してくれたような出会いによって新たな視点、切り口を持ち、学び知識が深まることがあります。嫌韓・反中感情を持たされてしまっている人も、一度落ち着いて様々な人の意見を聞いたり、書籍を読んだりして知見を深め、他国の人間をひとくくりにして差別的発言を繰り返すことがいかに愚かなことか早く気付いて欲しいものです。