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米大統領選を戦い続けることを表明したサンダース氏「中東の現在の危機はアメリカのイラク攻撃にあった」「私はイラク戦争に反対したが、クリントン氏は賛成」

投稿日:2016/03/03/ 12:34 更新日:

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160302/k10010428251000.html
15州で候補者選びが終わっても、まだ35州残っている」と述べて、スーパーチューズデーでクリントン氏が多くの州で勝利したとしても実際の代議員の数では挽回は可能だという考えを示しました。そのうえで、「私たちは経済的、社会的正義のため、環境を守るため、そして、世界の平和のために戦い続ける」と述べて、選挙戦を続ける意思を強調しました。

http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/62658
タスニーム通信によりますと、サンダース氏は、サウスカロライナ州で行った選挙演説の中で、「2002年、アメリカの現代史において最も重要な外交政策の問題は、イラクへの攻撃とこの国の戦争だった。私はイラク戦争に反対したが、クリントン氏は、ブッシュ政権の主張を聞き、イラク戦争に賛成した。これは我々の大きな違いだ」と述べました。

さらに、「中東の現在の危機や情勢不安の原因は、アメリカのイラク攻撃にあった」と強調しました。

また、「大統領選挙の候補は、民主党も共和党も、石油企業や製薬会社、ウォールストリートから数百万ドルを受け取っているが、これらの収入が、彼らのアプローチや傾向に影響を及ぼすことはない。これらの資金は彼らにとって、娯楽の趣がある」と述べました。

サンダース氏は、「クリントン氏は、1回の演説につき、ゴールドマンサックスから22万5000ドルを受け取ったが、これらの演説が印刷、発表されることはない」と述べました。

http://tanakanews.com/160301trump.htm
同様の現象として、民主党では、クリントンが勝った場合、サンダースの支持者である草の根層が離反し、同じ草の根派のトランプに投票するのでないかと懸念されている。共和党のトランプ支持者の中にも、クリントンを「大金持ちの傀儡」「好戦派」として毛嫌いする傾向が強い。放映されるトランプの演説を見ようと大画面の前に集まって待っていたトランプ支持者たちが、クリントンが画面に映った瞬間に皆ブーイングしたが、サンダースが出てくると敬意を表して静かに見ていたというエピソードをFTが紹介している。

対照的にトランプは、イランとの核協約を破棄すると約束したり、イスラム教徒の米国入国禁止を提案するなど、一見、好戦派で人種差別者に見えるが、彼が打ち出している国際戦略は、意外なことに、非常に現実的だ。トランプの政策顧問であるサム・クロビス(Sam Clovis)は、トランプが外国における民主主義や人権を守るために武力を使うことはないと断言している。 (Donald Trump: Candidate of Peace?) (Sam Clovis)

 外国の独裁状態を改善するには、市場開放させて経済発展に導くと、いずれ政治的に開けていくので、そのような経済戦略の方が、軍事戦略よりも有効だとトランプは考えているという。トランプは「イラクのフセインやリビアのカダフィがいた方が中東は安定していた」と発言している。クリントンは、外国の人権や民主を守ることが米国の国益になると考えているが、トランプは国益をもっと狭く、実際の軍事脅威を受けた場合にそれを排除することだけに限定している。クロビスによると、トランプは「リアリスト」(現実主義者)だ。


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以下ネットの反応。

誰かが「アメリカ国民にとってサンダースは希望、トランプは幻想」と言っていました。

サンダースは大企業支配と言う「世界の闇」を照らす存在ですから、あちら側としては是が非でも隠したい存在なんですよね。ですから、日本でもほとんどサンダースの事は報道されません。トランプも大企業とは一線を画しているのですが、そういった面は伝えられません。

サンダースが民主党の代表になることは難しくなってきましたが、まだあきらめずに戦ってくれるそうなので、その間に少しでも多くの人がサンダースの存在に気がついてくれればと思います。

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