今月25日に開かれた自民党の勉強会「文化芸術懇話会」で、議員や、講師に招かれた作家の百田尚樹氏から報道に対する圧力ととれる発言が出た問題で、会合に出席していた加藤勝信官房副長官は29日、衆院平和安全法制特別委員会で、釈明に追われました。
加藤勝信官房副長官によれば報道機関への「圧力発言」があったのは、自身が会合から退席したのちの出来事と話し、自身には責任がないという事を強調しました。
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加藤勝信官房副長官「圧力発言」は自身の退席後強調http://www.nikkansports.com/general/news/1499500.html
「発言をいさめなかった責任は感じていないのか」と、民主党の長妻昭代表代行に問われると、一連の「圧力発言」は、自身が退席した後のことで、自分は聞いていないとして、責任に関する明言を避けた。
さらに「一個人として出席した」とした上で、「党の方で処分がなされ、大変残念な事態だ。こうした事態に至らないため、先輩として何かできなかったのかという思いだ」と述べた。
「報道規制」発言問題、衆院安保特委で民主が追及
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「自分は退席した後の事だから関係ない」という考え方。自民党の責任者クラスというのはこんなものなんですね。
さらに、自民党の勉強会に「一個人(議員)として出席した」なんていう話が通るとでも思っているのでしょうか?「官房副長官」という役職はなんなのでしょう。都合のいい時だけ一個人(議員)になるなんてことが許されるわけがありません。
「文化芸術懇話会」のメンバーは恐ろしい人たちばかりです。
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