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http://diamond.jp/articles/-/99099
8月3日午前7時53分頃、北朝鮮は同国南西部の黄海南道の殷栗(ウンリュル)付近から弾道ミサイル2発を発射した。1発目は発射直後爆発したが、2発目は北朝鮮上空を横断して日本海に向かい、約1000km飛行して秋田県男鹿半島の沖約250kmの日本の排他的経済水域内に落下した。日本政府がこのミサイルの発射を知ったのはそれが落下した後か直前と見られ、ミサイル防衛に当たるはずのイージス艦や、陸上の要地防衛用の「PAC3」ミサイル部隊に「破壊措置命令」は出されず、全国の市町村の防災無線、有線放送などを通じて警報を出すはずの「Jアラート」も役に立たなかった。ミサイル防衛には今年度予算を含め1兆5800億円が注ぎ込まれたほか、「Jアラート」にも消防庁が市町村に交付金を出し普及率は100%になっていた。
防衛省は「北朝鮮から事前の通告がなかった」「移動式発射機から発射されたため兆候がつかめなかった」と釈明するが、人工衛星の打ち上げと違い、実戦用の弾道ミサイルは当然予告なしに発射されるし、先制攻撃で破壊されないよう自走式発射機に載せるのが一般的だ。日本のミサイル防衛は形だけであることを証明する結果となった。
防衛省は従来その通報を受けて「破壊措置命令」を出しイージス艦を出港させたり、ミサイル防衛用の「パトリオット・PAC3」を防衛省の庭や沖縄の宮古島、石垣島などに展開したが、これは実は「ミサイル」に対する防衛ではなく、人工衛星打ち上げ用ロケットが不具合を起こして落下して来ることへの対策になりうる程度だった。現実には、ミサイル防衛に巨費を投じることが国民の安全を守る役に立つ、と宣伝し予算を確保するための行動の色が濃かった。
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以下ネットの反応。
平和ボケの極み!北朝鮮の事前通告がないと役に立たないミサイル防衛(ダイヤモンド・オンライン) https://t.co/cxYTRdYnYo #Yahooニュース
【北朝鮮、本気で日本と戦争するなら風の向きを活かして原発にミサイル打ち込んで終わり】— 大吉 攻志 (@taketo7) 2016年8月17日
日本のミサイル防衛は形だけであることを証明。防衛省が「ノドン」の発射を知ったのは、多分それが落下した後だった。田岡俊次さんのコラム。https://t.co/8PkasChitZ 自走式の発射機に載せて移動し、隠れているミサイルの発射の兆候を事前につかむのは極めて困難。
— 石川一敏 (@ik108) 2016年8月17日
平和ボケの極み!北朝鮮の事前通告がないと役に立たないミサイル防衛 https://t.co/5DjQG89xV3 防衛省の大失態ですよ。戦争になった場合を想定してないミサイル防衛って意味ないじゃん
— 玄海熊五郎 (@tikuzenhakata) 2016年8月18日
https://t.co/haVS6XLrsB
あきれた、自国を守る事もしょせんはアピールでしかなかったのか・・・。
政府首脳の危機感が全くない。
この国は敵に先制されたら一日と持たないのではないか。
つまるところ、この国の外交や国防は張子の虎で成り立ってるのだ。— WILLER (@PlatinumMedal) 2016年8月18日
ダイヤモンド・オンライン 2016年8月18日
平和ボケの極み! 北朝鮮の事前通告がないと役に立たないミサイル防衛
田岡俊次の戦略目からウロコ 第69回https://t.co/ORHYcBI9km
実戦で敵が「これからミサイルを発射します。発射地点はここ、目標はこれこれ」と…— Fe (@Fe_tetsu) 2016年8月18日
ミサイル防衛ってなかなか難しいのね。
少なくとも今の日本の迎撃システムは全然ダメだってことは今回の件でバレちゃった。— shira (@shirassh) 2016年8月18日
<田岡俊次氏… 平和ボケの極み!>
【北朝鮮の事前通告がないと役に立たないミサイル防衛】https://t.co/aoTFvnCrtb
のべ1兆5800億円をミサイル防衛に注ぎ込んだが…
飽和攻撃には無力
発射の兆候すら掴めない @iwakamiyasumi
— 斉羽 (@bianconoce) 2016年8月18日
ミサイル防衛には今年度予算を含め1兆5800億円が注ぎ込まれたほか、「Jアラート」にも消防庁が市町村に交付金を出し普及率は100%になっていた。https://t.co/vpYwC9TonA
※ミサイル利権のためキムとマッチポンプ繰り返す半島系ニセ保守しんぞう— うえっち@中年キックボクサー (@braziliankick) 2016年8月18日
メディアがしっかりとこういうことを追求して報道すれば、あっという間に事実は広まるんですけどね。