http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00000161-sph-soci
自民党の谷川弥一衆院議員(75)=長崎3区=が11月30日に衆院内閣委員会で行われた「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案」(通称カジノ解禁法案)の質疑中に、突然「般若心経」を唱え出してその解釈を語り出していたことが2日、分かった。衆議院インターネット審議中継の過去動画を調べると、対象動画(https://goo.gl/2sTsQ7)内で質問に立つ谷川議員が「時間があまりにもあまっているので」と言って、自身出身の長崎・五島列島の現状ついて語った。
http://blog.livedoor.jp/takashikiso_casino/archives/9426781.html
以下は、第一回カジノ法案審議の総括となるワケですが、最大の波乱となったのは当然ながら民進党の審議欠席であります。 一応名目は「与党の強引な国会運営に対する抗議」とされており、未だ党内で纏まっていないカジノ賛否に関しては全く触れないというあたりが非常に狡猾というか、小賢しいとしか言いようがないワケですが、民進党に与えられていた審議時間およそ40分あまりに亘って委員長である秋元議員が手持ち無沙汰に委員長席で座ってる映像が延々と中継されるという非常にエキサイティングな展開となりました。勿論、大波乱となったのはそれだけではありませんで、
●冒頭に質疑に立った自民党の谷川議員が質疑の最中、急に般若心経を唱えはじめ、その教えを延々と解説し始める。
●質問の持ち時間が大幅に余ってしまった谷川議員が、「時間が余ったのでついでに聞いてくれ」などと言い出し、カジノとは全く関係のないご自身の地元の長崎五島列島への郷土愛を語り始める。
●質疑に立った日本維新の会の浦野議員が、答弁者でもないのにご自身の直前に質疑した共産党議員への答弁演説を勝手に始める。
●挙句の果てに、浦野議員は本法案の起案者であるIR議連の議員に対して「法案が審議に至ったことに対する『感慨』を聞きたい」などと言いだし、なぜか法案審議の場で「日本カジノ合法化の歴史」語りと、ここに至るまでの苦労話が延々と展開される。と、マトモな質疑をしたのが法案慎重派といわれる公明党と、反対派である共産党だけで、一方の推進側にいる議員がことごとく意味のない質疑で延々と持ち時間を消費するという驚きの展開となりました。
一方、その後に行われた各メディア報道によると、与党サイドは本法案を次回開催の第二回目の委員会審議で結審し、来週にも衆院本会議で可決させることを狙っているとのこと。当然ながら野党サイドはそれに猛反発をしており未だ委員会開催に関する確報が出ていないワケですが、いずれにせよこの調子のやり取りで採決に至るとするのならば、本法案は我が国の賭博史始まって以来の「お笑い法案」として末代まで語り継がれてゆくことは間違いありません。委員会審議で般若心経って(泣笑
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以下ネットの反応。
さっきラジオで、カジノ法案の6時間しかない衆院審議時間が、さらに、自民党の谷川議員が般若心経の解説を長々とやったり、維新の議員が推進派の人たちにやっと審議された感慨について語るように求めたりと、もうそれこそ法案の内容と関係ない茶番でつぶされたって聞いて驚いている。
— ken (@bakenekodotcom) 2016年12月2日
これは酷い。国会、大丈夫なんですかね?もう少し、誠意をもって議論するという姿勢になってもらわないとなあ。⇒自民議員がカジノ法案審議中に突然「般若心経」唱え出して…(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース https://t.co/1lX4OrxJNO #Yahooニュース
— 松井計 (@matsuikei) 2016年12月3日
カジノ法案審議は初日から大波乱 https://t.co/ItOZShE3Zo
●自民・谷川、急に般若心経を唱え、「時間が余ったので」地元長崎五島列島への郷土愛を語り始める
●維新・浦野、共産議員への答弁演説を勝手に始め、なぜか法案審議の場で「日本カジノ合法化の歴史」を語り出す— かまやん (@kama_yam) 2016年12月2日
国会って本当にきちんと審議してるの?(^_^)
カジノ法案審議中
質問に立った自民党議員が「時間があまりにもあまっているので」と言って、長崎・五島列島の現状について語った。
さらに,突然「般若心経」を唱え出して,その解釈を語ったhttps://t.co/XHirawnrP1— 岡口基一 (@okaguchik) 2016年12月3日
本当だ。カジノ法案の審議ひどい。
自民の元文科副大臣(1:02ぐらいから)
「余りにも時間が余ってるので」と故郷長崎の現状を語り、宗教は大事だと般若心経を唱え、夏目漱石が好きだとか山頭火を引用したり遊んでる。めちゃくちゃ適当https://t.co/4V58fnjdFS
— 麦 (@rxtoppp) 2016年12月3日
カジノは反対ではないし、決まらないことを数で押し通すのもそれはそれだけれど、般若心経で審議時間潰すとかそういうクソふざけたさせないためにも、やはり与党の議席は5.5~6割くらいでないといかんなあとは思ふ。
— 帰社倶楽部() (@kishaburaku) 2016年12月3日
カジノ法案審議たったの6時間も驚いたけど、審議中に般若心経唱えだしたり、故郷について語り出した議員がいたってほんと???
— はるみ (@harumi19762015) 2016年12月3日
カジノ法案の審議カオスすぎるだろ…。
●自民の谷川議員が急に般若心経を唱えはじめる。
●同じく谷川議員が「時間が余ったので聞いてくれ」などと長崎への郷土愛を語り始める。
●維新の浦野議員が答弁者でもないのに勝手に答弁を始める。https://t.co/k0i4hzJf2j— araichuu@2日目西ね04b (@araichuu) 2016年12月1日
しかし、昨日のカジノ法案審議は谷川議員が般若心経を唱え出した時が完全にクライマックスだったな。苦節十数年、延々と待たされた結果がこれとか、感涙を禁じ得ない。
— 木曽崇:「日本版カジノのすべて」発売中 (@takashikiso) 2016年12月1日
20161130 谷川弥一 内閣委員会カジノ法審議?
国会衰退の典型かもしれない@tim1134 @iwakamiyasumihttps://t.co/4FE5ticmL1 @YouTube— 宮澤 望 (@yuakira1) 2016年12月3日
たった6時間しか審議してないのに、その6時間の中身も散々なものだったということが判明しました。まともな議員を選びたいものです・・・
【おまけ】僕は元パチプロなんでギャンブルに対してはかなり肯定派なんですが(人生の潤い、息抜きとして必要な時、人もいるはず)、カジノなんて日本に必要なんですかね?誰か求めてますかね?日本国民は全然そんな雰囲気ではない(カネなし、ギャンブルへの興味衰退凄まじい)ですし、海外の人って日本にそんなもの求めてない気がします。僕が外国人だったら、日本に来てまでわざわざカジノ行きませんね。