破棄した日報、一転「あった」 南スーダンPKOで防衛省
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣されている陸上自衛隊施設隊が、首都ジュバで大規模な戦闘が起きた昨年7月7~12日にまとめた日報を3カ月足らずで廃棄していた問題で、これらの日報が存在していたことが6日、分かった。防衛省統合幕僚監部が同日、明らかにした。統合幕僚監部は当初、「報告を終えた時点で使用目的を達することになり、報告の終了をもって廃棄とした」と説明していた。
これを問題視した自民党行政改革推進本部長の河野太郎衆院議員(15区)が防衛省に文書管理の改善と、日報を再度探すよう求めていた。統合幕僚監部は河野議員に対し「電子データとして日報が残っていた」と説明。廃棄した、としていた日報全てが「残っている」と答えたという。
■布施祐仁さんの話
今回はたまたま見つかったが、問題の本質は「報告を終えた時点で使用目的を達し、即廃棄」と日報を取り扱っていることにある。海外派遣されている自衛隊の日報は歴史的価値のある公文書だ。
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以下ネットの反応。
防衛省が、隠していた南スーダンPKO 部隊の日報の一部を公表。昨年7月に首都ジュバで起きた大規模戦闘に巻き込まれる危険性や予想されるシナリオとして「国連活動の停止」に言及。「当事者間の停戦合意」というPKO 5原則にも反している。「駆け付け警護付与」を撤回し、撤退すべきだ。
— 吉田ただとも (@tadatomoyoshida) 2017年2月7日
本日午前の国会で、問題の南スーダンPKO派遣施設隊による「廃棄したとしていた日報」について、稲田防衛相が「当時から見ていなかった」と答弁。 https://t.co/4tBtVufIdc
あり得ないだろ…官僚サイドがなぜこんなずさんな答弁をさせるのか。そこも不可解。— 田崎 基(神奈川新聞 記者) (@tasaki_kanagawa) 2017年2月8日
これ、普通に内閣総辞職級の大スキャンダルなんですが。
⚡️ "南スーダンPKO派遣 「日報」廃棄問題" 作成者: @tasaki_kanagawahttps://t.co/i8Zn6Fo9hx
— Masayuki Kusakabe (@pfd1212) 2017年2月8日
これはスゴイ。こんな「一次情報」も確認していないで判断していたのなら、その判断の中身がいい加減だということになる。もうこ稲田臣は辞めさせ時ではないか。これじゃ自衛隊員がたまらない。→稲田氏がまだ見ぬ南スーダン日報“びっくり”な中身 https://t.co/RkBMiU5cXa
— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2017年2月8日
稲田防衛大臣は8日午前、「日報は見ていない」などと発言し、野党は批判を強めています。
え~っ!!
何だコイツ!!
自衛隊員を危険なPKOに送り出してるクセに報告を読んでない?
あり得ん防衛大臣だ!!
クビだ、クビだ!!— 昭和おやじ 【打倒安倍政権】 (@syouwaoyaji) 2017年2月8日
南スーダンに派遣した陸自の日報を「隠蔽」し、激しい戦闘が起きていると知りながら国会で「戦闘ではなく衝突」と答弁を重ねていた。安倍政権の隠蔽体質を示す大事件だ。こんな文書が公になるのは官邸の睨みが効かなくなってきた証。安倍政権も終盤だ。https://t.co/yhQDEv7E61
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2017年2月7日
もう何もかもがムチャクチャですね。早くこの勢力を一掃しないと取り返しがつかないことになります。