「9条上問題になるから『武力衝突』使う」 稲田防衛相
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊の日報で現地の「戦闘」が報告されていた問題に絡み、稲田朋美防衛相は8日の衆院予算委員会で「戦闘行為」の有無について、「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」と述べた。PKO参加5原則では、紛争当事者間の停戦合意が参加の条件で、「国際的な武力紛争の一環として行われる、人を殺し、または物を破壊する行為」という、政府が定義する「戦闘行為」があった場合、自衛隊はPKOに参加できない。稲田氏の発言は「参加ありき」で現状を判断しているとも受け取られかねない内容だ。
稲田防衛相「隠蔽には当たらない。武力衝突であり、戦闘行為でない」ジュバで戦闘を明記の南スーダンの日報【全】2/8衆院・予算委員会
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以下ネットの反応。
これで辞任にならなかったら、何でもありですよ。
「日本は戦争を放棄してるので、戦争とは言わず、平和創出活動と言ってます」って防衛大臣が公言したに等しい。「9条上問題になるから『武力衝突』使う」 稲田防衛相:朝日新聞デジタル https://t.co/C8mBNksW8A
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) 2017年2月8日
「起きていることは戦闘だけど憲法9条に抵触するから『衝突』と言い換えている」と認めたようなもの。これがまかり通れば、言葉を変えさえすれば「何でもあり」になってしまう。
「9条上問題になるから『武力衝突』使う」 稲田防衛相:朝日新聞 https://t.co/R7vWjo6DDz
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2017年2月8日
憲法だけじゃない、自衛隊員の命も軽視したんだ。別に死んでも構わないって思って派遣したんだ。悪魔だ。https://t.co/hB73zq7zzB
— はるみ (@harumi19762015) 2017年2月8日
脳内JK大臣の小学生並みの言い訳に呆れる…https://t.co/SGt567Wmn9
稲田防衛相、南スーダン派遣部隊の日報めぐり
「事実行為として『殺傷行為』はあったが、憲法9条上の問題になるので『武力衝突』とした」— 盛田隆二📎🖇 (@product1954) 2017年2月8日
稲田辞任はもちろん、世が世なら内閣が吹っ飛ぶ話だよなこれ。……まあ、そんなのが何回もあったのに居座ってるわけだが、安倍政権は。
「9条上問題になるから『武力衝突』使う」 稲田防衛相:朝日新聞デジタル https://t.co/4Q5zxyXFBa— 破レ傘(横浜駅取材班) (@kenketsumiyagi) 2017年2月8日
日本のPKOのルールは戦闘がおきている地域では活動できない
↓
近くで戦闘があった
↓
報告書がきた
↓
「戦闘」ではなく「武力衝突」ということにしよう何言ってんでしょう。
— 塚田薫 (@TsukadaKaoru) 2017年2月8日
「憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではない」はおかしいですね。「憲法9条上の問題になるPKO参加はすべきではない」と言うのが正しい日本の大臣です。
「9条上問題になるから『武力衝突』使う」 稲田防衛相:朝日新聞デジタル https://t.co/Jj4OHGSBh6
— yukimaru (@yukimaru_wa) 2017年2月8日
負け戦の中、戦線からの「撤退」を、都合よく「転進」と言い換えていた戦時中の軍部と変わらない。もう言葉遊びは止め、きちんとした法治国家にならないといけない。 https://t.co/BBk5ejWsjZ
— 高橋 浩祐 (@KosukeGoto2013) 2017年2月8日
稲田大臣「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」とご答弁との事ですが、事実→事実認定→法的判断をフェアに行うのが法律家の役割で、結論である法的判断ありきから事実認定を導くのは如何なものかと思います
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) 2017年2月8日
トレンドに武力衝突があるからいよいよ開戦かと思ったら違った
— 同和 (@oktaviwa) 2017年2月8日
これは大問題だと朝日新聞が取り上げていますね。