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【自民党が悪い】自民・竹下国対委員長が民進党に謝罪!国会軽視の「強行採決」で!国民への謝罪はなし!

投稿日:

採決を強行、自民・国対委員長が民進側に陳謝

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/30363#more-30363

おはようございます。IWJテキスト班の林俊成と申します。

 またしても、自民党の横暴な国会対応が見られました。

 12日の衆議院厚生労働委員会において、民進党の柚木道義議員が、森友学園問題について約8割が「政府の説明に納得できない」と回答したというNHKの世論調査の結果をあげ、「国民もこの問題を明らかにすることを望んでいる」と述べ、安倍総理に対して、昭恵氏と迫田英典・国税庁長官(前理財局長)に「公の場で説明するように」と指示するように求めました。

 すると安倍総理は小馬鹿にしたような笑みを浮かべながら、「内閣支持率は53%、自民党の支持率、あるいは民進党の支持率はご承知の通りでございますが、この件については、委員会で何回もご説明してきた通りでございます」と述べ、答弁を拒否しました。どういう論理展開なのか、全くわかりませんが、国民に向かって誠実に答弁する気がないということだけは、非常によくわかりました。

 さらに、柚木議員が森友学園と財務省の交渉記録について、安倍総理から「公表するように」と指示してくださいと求めたところ、自民党の丹羽秀樹・厚生労働委員長は「質疑は議題の範囲内でお願いします」と述べ、柚木議員に対し、森友学園問題についての質問を禁止しました。

 その後、安倍総理が退室すると、委員会は約1時間半に渡り中断。再開後、質疑に立った民進党の島克仁衆議院議員は「与党から唐突に採決の提案があった。その理由は『総理出席の重要後半質疑の内容について』というもの」と述べ、与党が強行採決しようとしていることを明らかにしました。

 そして質疑終了後、自民党の三ッ林裕巳議員から動議が出され、野党各党が「森友隠しじゃないか」と強く反対する中、強行採決。自民党、公明党、日本維新の会の賛成多数により可決されました。

 NHKの報道によると、自民党の田村憲久議員は採決後、取材に対し「委員会では、法案とは関係ない質問も出始めており、十分な法案の質疑時間が確保されたという証拠だ」と述べ、柚木議員が森友学園問題を追及したため、強行採決したということを認めました。

 可決された法案は、単身で年収340万円以上、夫婦で463万円以上の人に対し、介護サービスの自己負担を20%から30%に増やすということが盛り込まれた介護保険関連法案で、野党各党は、制度変更が与える影響について十分なデータが示されていないと反対しています。

・自己負担引き上げの介護保険関連法案を可決 衆院厚労委(NHK、2017年4月12日)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170412/k10010946031000.html

 このような対応が、許されていいはずがありません。

 森友学園問題について、わずか10分程度安倍総理が追及されただけで(しかも、大多数の国民が望む「事実の解明」を指示するように求められただけで)、全く関係のない法案を強行採決するとは、自民党にとって、よほど都合が悪いということなのでしょう。この卑劣な国会運営を許すわけにはいきません。

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以下ネットの反応。

国民の税金によって運営されている国会軽視の強行採決を即刻取り消し、まず国民に謝罪するのが筋でしょう。

それを電話一本で民進党に「迷惑をかけた」で終わらせようとするなんて、さすが驕りの頂点を極めた自民党議員だけのことはあります。

民進党は、自民党が悔い改め、しかるべき対応をするまで、国会審議に応じてはなりません。国会軽視は、国民軽視です。

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