ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金投入…高さ9mの棚に固定
「飾りのために置くものなので、取り出して読むことはできない」
「蔵書データに載らない」
「貸出も不可」
「高層書架の上層部に固定する」
「新刊か中古かは問わない」このように、市は洋書を完全に書架を演出する装飾用小道具としてとらえていることが判明した。
公共図書館の中に、中身空洞のダミー本を3万5000冊も並べるだけではなく、もっとも目立つ中央の吹き抜け部分に、1万冊以上の“読めない本”を飾ろうとしているのだ。
吹き抜け高層書架部分除くと、最大収容能力は10万冊とされているが、そのうち“読める”図書は6万冊だ。ダミー本3万5000冊分、飾りの洋書が(推定)1万2000冊分の計4万7000冊分が“読めない”。
「新図書館に関しては、市長もほかの議員も、みんなCCCのいいなりです。ダミー本も今回の洋書も、ろくに議論されませんでした。多額の税金を使って、一民間企業がやりたい放題する図書館をつくるなんて、とんでもなく不遜な行為だと思います」(市議会関係者)
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以下ネットの反応。
海老名市立中央図書館の場合、この緑で囲まれた部分はすべてダミー本らしい。周南市では、これと同じ吹き抜け高層書架全体に中古洋書12000冊も「磔(はりつけ)」にされるという。すべて「飾り」で読むことはできないものに税金2000万円投入https://t.co/dwQQRGpJDV pic.twitter.com/ElICaj0Kyg
— サトカン (@satokan99) 2017年4月21日
ツタヤ図書館のダミー本の件の続報。
本を愛する一人として、図書館の役割をわかってない業者に、図書館を運営してほしくない。https://t.co/RpI0USqlT8— 雇用のヨーコ (@koyounoyooko) 2017年4月22日
図書館ってのは真面目に運営していれば常に書架が足りなくなるもんだ。飾り洋書たあ、なにやってやがる。 ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金投入…高さ9mの棚に固定 https://t.co/pGp2zLkwXK
— 松浦晋也 (@ShinyaMatsuura) 2017年4月22日
TSUTAYAって品揃えが薄っぺらいし本屋として三流なので、本を買いに行く先の候補にすらしないのだが、なぜかいっぱしの文化企業だということになってるのが謎 / “ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金投入…高さ9mの…” https://t.co/VgClqberL9
— つごもり (@mechpencil) 2017年4月22日
CCCが自店で勝手にやるなら誰も止めはしない。だが自治体の図書館で、本来知の充実に資するべき税金を一私企業の自己満足で浪費するなど、許されるはずがない。
ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金投入…高さ9mの棚に固定 https://t.co/VzioxllVeT
— ダメ猫。 (@dameneko_ry) 2017年4月23日
本に対してリスペクトのある人であればこんな発想を絶対しないはず。日本社会の反知性主義はここまできたか。>>ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金投入…高さ9mの棚に固定 https://t.co/L88f59gAXk @biz_journalさんから
— 沼田六郎 (@numatarokurou) 2017年4月22日
「ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金投入」という記事。どうせお金使うなら読める洋書置いてほしい。本をお飾りだけにする図書館なんて、発想そのものが恥ずかしい。 https://t.co/eCbIsSW3Vn via @biz_journal
— 渡辺由佳里 YukariWatanabe (@YukariWatanabe) 2017年4月23日
これ図書館というより「図書館に似た何か」だと思うので、そう名乗ればいいんじゃないですかね。「周南市立ツタヤ秘宝館」とかさ。 / “ツタヤ図書館、お飾り用の読めない洋書購入に巨額税金…” https://t.co/yZDQSrnHge #library #localpolitics
— ムギ山 (@mugiyamasan) 2017年4月22日
税金で運営している公立図書館に、ダミー本を3万5000冊、「読めない洋書」を1万冊以上も購入するという。本当にこの国で起きているのか、という半信半疑な気分になる。本は「人を圧倒するための小道具」などではないが、そのように考える民間企業が、自社の利益優先で図書館を食い物にしている。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2017年4月24日
本をここまで軽々しく扱うとは、この世の終わり感がハンパじゃないですね。
本を提供する側がここまで落ちてはオシマイです。