北海道北見市で2013年、土木作業員の男性(当時40歳)を道交法違反(一時不停止)容疑で現行犯逮捕する際に頭を踏みつけるなどの暴行を加えたとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた元道警警部補、佐藤昭夫被告(56)に対し、釧路地裁は19日、懲役10月、執行猶予3年(求刑・懲役10月)の有罪判決を言い渡した。
小林謙介裁判長は「抵抗する被害者に憤慨して私的制裁を加えたと見ざるを得ない。警察官の職務執行に対する国民の信頼を裏切った」とする一方で、「罪を認め反省し、自主退職するなど社会的制裁を受けた」と執行猶予の理由を述べた。
判決によると、佐藤被告は13年2月24日、北見市留辺蘂(るべしべ)町で他の警察官を含む計13人で、男性を逮捕する際、右足で頭を数回踏みつけ、さらに後頭部を数回蹴る暴行を加えた。男性はその後意識を失い、搬送先の病院で死亡した。
この事件では、男性を窒息死させたとして、佐藤被告とは別の2警察官が、業務上過失致死容疑で書類送検されたが、釧路地検は今年4月、容疑不十分で不起訴処分とし、佐藤被告だけが起訴されていた。道警は残る10人の警察官については、不適切な行為はなかったとしている。
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以下ネットの反応。
特別公務員暴行陵虐罪:元北海道警警部補に有罪判決 - 毎日新聞 https://t.co/8Cz0KcWeQ4
「罪を認め反省し、自主退職するなど社会的制裁を受けた」のだから、人を殺しても実刑にならなかった。これが司法も一体となってつくられる「警察特権」というやつなんだろう。— 相原たくや (@aiharatakuya) 2017年7月22日
道交法違反の被疑者に対し、警察官が十三名で暴行して殺したのに、有罪判決は一人だけ。しかも懲役10ヶ月執行猶予3年という軽さ。大体「自主退職で社会的制裁を受けた」等と言ってるが懲戒免職になってない時点でもう…警察犯罪に激甘な司法。https://t.co/H5SwtUCvru
— 共謀罪絶対反対の法大文化連盟 (@jinmin1991) 2017年7月19日
『小林謙介裁判長は「抵抗する被害者に憤慨して私的制裁を加えたと見ざるを得ない。警察官の職務執行に対する国民の信頼を裏切った」とする一方で…』
リンチ殺人が認定されている。なのに、執行猶予付き。https://t.co/6w6vovbp1a— TweetLoudProj (@TweetLoudProj) 2017年7月23日
日本警察は日本で最強のマフィア(世界で有名
>道交法違反(一時不停止)容疑で,男性を現行犯逮捕する際に警察官13人で右足で頭を数回踏みつけさらに後頭部を数回蹴る暴行を加え男性はその後意識を失い搬送先病院で死亡https://t.co/wav2YeS2lS …
警官は1人しか起訴— unimaro (@unimaro) 2017年7月22日
人殺しておいて執行猶予とか、釧路地裁は世間を舐めすぎ。 | 特別公務員暴行陵虐罪:元北海道警警部補に有罪判決 - 毎日新聞 https://t.co/QgKcDSmEz9
— Hiroyuki Toda (@mai7star) 2017年7月22日
集団リンチでひと一人殺しておいて、求刑が「求刑・懲役10月」ですと。/特別公務員暴行陵虐罪:元北海道警警部補に有罪判決 - 毎日新聞 https://t.co/fjE6qf9gXU
— 能川元一 (@nogawam) 2017年7月22日
この事件では、男性を窒息死させたとして、佐藤被告とは別の2警察官が、業務上過失致死容疑で書類送検されたが、釧路地検は今年4月、容疑不十分で不起訴処分とし、佐藤被告だけが起訴されていた。
この男性の死因は何だったのでしょうか?
「一時停止違反」で殺されてしまい、殺した方はごく軽い罪なんて許されるのでしょうか?