もはや党勢回復は難しいようにも思われるが、前原体制では、自由党の小沢一郎代表の力を借りて党を立て直す構想が進みそうだという。
「前原体制の党役員人事を見れば、“親小沢シフト”に変わったことが分かります。キモは小沢氏側近の松木謙公衆院議員が幹事長代理、民主党政権時代に小沢グループに所属していた階猛衆院議員が政調会長に就任したこと。国対委員長の松野頼久衆院議員も小沢氏と関係が近い。何より前原代表自身が、昨年から小沢氏と何度も会って意見交換をしてきた間柄です。小沢氏が民進党に復党する環境は整っていると思います」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
皮肉なことに、離党者や予備軍には“反小沢”が多く、彼らが出ていくことで、小沢氏が戻りやすい素地ができつつあるのだという。
かつては“反小沢”だった民進党のベテラン議員もこう言う。
「本気で政権奪取を考えている民進党議員の間から“剛腕待望論”が出ているのは事実です。党内で野党共闘に反対している議員のほとんどは“小沢嫌い”でもあるのですが、もはや『好きだ、嫌いだ』と言ってる場合ではないと危機感が強まっています」
「小沢氏が復党すればハレーションも起きるでしょうが、これは最後のチャンスです。『小沢とは一緒にやれない』という離党者が続出しても、次の選挙でまた議席を増やせばいい。文句があるヤツは出ていけばいいと執行部が腹をくくるしかありません。小沢氏の持つパイプを生かして共産党や小池都知事とも連携し、政権批判の受け皿をつくらないと、次の総選挙で野党そのものが消滅してしまいかねません」(山田厚俊氏)
復党のタイミングは臨時国会の始まる前が有力視されている。小沢氏が率いる自由党とまるごと合併するのか、自由党を解党して個々の議員が民進党に合流する形を取るのか。解散・総選挙に間に合うのかどうか、時間との戦いになっている。
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以下ネットの反応。
剛腕待望 民進・前原体制で進む小沢一郎氏「復党」プラン https://t.co/0vedGnFhDt #日刊ゲンダイDIGITAL
小沢氏が民進党に復帰し、共産党志位氏との連携を果たせば、安倍内閣・自民党の暴走に一定歯止めは効くが・・・— レオンロザリア (@leonrosalia) 2017年9月14日
民進党を潰して、まともな人を自由党で救ったほうが良いと思うけどね🐾
剛腕待望 民進・前原体制で進む小沢一郎氏「復党」プラン https://t.co/VGZl7OJ5VL #日刊ゲンダイDIGITAL
— 田口 造 (@manbownewoption) 2017年9月15日
剛腕待望 民進・前原体制で進む小沢一郎氏「復党」プラン https://t.co/zEzaxmFsCn #日刊ゲンダイDIGITAL 『小沢氏の持つパイプを生かして共産党や小池都知事とも連携し、政権批判の受け皿をつくらないと、次の総選挙で野党そのものが消滅』ほんまやで。
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) 2017年9月15日
落ち目の民進党はこの手で行くしかない! 小沢一郎氏を復党させるか連携し、野党は共闘! 志位共産と組んで、国民連合政府の樹立に向けて頑張って欲しい! https://t.co/soK90Qqq7h
— 愛染観音 (@aisen_kannon) 2017年9月15日
剛腕待望 民進・前原体制で進む小沢一郎氏「復党」プラン https://t.co/ATU3opisPk #日刊ゲンダイDIGITAL
この話が事実で、実行されたとしたら、森ゆうこさんや山本太郎さんはどうするのだ?
— 相沢 太郎 (@Tenmokuyouhen) 2017年9月15日
繰り返し言いますが、現在はゲンダイの記事だけがソースです。記者会見(前原さんと小沢さん)を待ちましょう。私のツイートの意図は、障壁がいくつかあるので冷静に、です。 https://t.co/RXth6i1vmV
— 三宅雪子(元衆議院議員) (@miyake_yukiko35) 2017年9月15日
小沢一郎民進党復党──政治ジャーナリスト山田厚俊氏が14日発行のゲンダイに書いている。真偽不明だが、状況的にはそうなっても不思議はない。前原執行部は小沢氏に近いメンバーが多い。松木謙公幹事長代理、階猛政調会長、松野頼久国対委員長など。他にも民進党には元小沢親派が少なくない。 pic.twitter.com/rHS98LWhCs
— 平野 浩 (@h_hirano) 2017年9月14日
自由党や社民党がどうなるかはわかりませんが、もう安倍政権に対抗するにはこれっきゃないでしょう!
それで与党になって、「民進党ハト派」の勢力を拡大していくのがいいんじゃないですか。
で、そうやって時間稼いでる間に市民候補を国会に送り込んでいくと。
いかが?