1日1本炭酸飲料水を控えるだけで糖尿病のリスクが25%減少するという論文を、英ケンブリッジ大学のNita Forouhi氏らが発表しました。
http://news.livedoor.com/article/detail/10091179/
砂糖入りの炭酸飲料や甘い乳飲料が好きな人は体重に関わらず2型糖尿病発症リスクが高いが、これらの飲料を1日1杯、水や無糖コーヒー、無糖紅茶に置き換えると同リスクが最大25%減ることが分かった。英ケンブリッジ大学Nita Forouhi氏らによる研究結果で、「Diabetologia」オンライン版に4月30日掲載された論文。
この研究結果に対して、米国飲料協会(ABA)は加糖飲料を非難することへの異議を表明。「米国栄養食事学会などの代表的な保健機関は2型糖尿病リスクとして過体重、肥満、民族、加齢、運動不足、糖尿病の家族歴を挙げているが、飲料摂取はそれに含まれていない」と述べている。
Forouhi 氏とSmithson氏はともに、加糖飲料を水や無糖コーヒー、無糖紅茶に替えることが食生活から砂糖を減らす簡単な手段だ、と指摘。
当たり前と言えば当たり前の話ですが、こうして研究結果として発表されるのが大事ですね。
「科学的根拠」という言葉に弱い僕たちは、化学で証明されないとなかなか本腰が入らないものです。
それにしても、米国飲料協会(ABA)の素早い対応はさすがです(笑)。
この素晴らしい論文も闇に葬られてしまうのでしょうかね・・