(パラダイス文書)ロシアと米閣僚、親密さ露呈 ロス氏、長官就任後も取引
トランプ政権では、ロシアとの関係で既にフリン大統領補佐官が辞任に追い込まれている。ロス氏の問題はマラー氏の捜査とは別としても、議会などから追及の声が高まるのは必至とみられる。現職閣僚の問題であり、「政権と無関係」というトランプ氏の決まり文句は通用しにくい。トランプ氏自身に対する米国民の視線も厳しさを増している。ワシントン・ポスト紙が2日に公表した世論調査では、ロシア疑惑を巡って「大統領自身も罪を犯した可能性が高い」と考える人が49%に上っている。ロス氏ら閣僚の進退問題に発展すれば、既に落ち込んでいる支持率への影響も避けられない。
トランプ氏はアジア歴訪に出発した3日朝、記者団に「ロシアとの結託はない。何もない。率直に言って(捜査が)継続しているのは侮辱だ」と不満をあらわにした。
■別の閣僚ら12人の名も
パラダイス文書に名前が登場したトランプ政権関係者はロス氏だけではない。閣僚や有力支援者など、ロス氏以外にも12人の名前がICIJ=キーワード=の取材で判明した。「既得権層による富の独占」を批判して大統領選に勝利したトランプ氏だが、政権はタックスヘイブンと深く結びついている。
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以下ネットの反応。
トランプ政権の閣僚が、ロシア企業から利益――。タックスヘイブンから流出したファイルで明らかになりました。 #パラダイス文書 https://t.co/9i96wTYqHe pic.twitter.com/cHJZcU9Ox8
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2017年11月5日
昨年のパナマ文書に続いて、パラダイス文書が公開された。タックスヘイブン(TH)からの資料だ。とくに、アメリカのロス商務長官が、TH経由でロシア企業から利益と報道。アジア歴訪中のトランプ大統領だが、ロシア疑惑は政権をさらに揺るがす。ドナルド・シンゾーの距離の取り方が難しくなる。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2017年11月6日
きょう午後、日米首脳会談の後にトランプ・安倍両首脳の共同記者会見が予定されている。予定通りやるなら、米側プレスの質問はロシアコネクションに集中するだろう(パラダイス文書が無くてもマナフォート起訴などでそうなりそうだった)。この状況でトランプ氏が北朝鮮をどう扱うのか?ちょっと怖い。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) 2017年11月5日
「パラダイス文書」NHKも6時ニュースからやっています。トランプ政権のロシア疑惑が取りざたされている時だけに、ロシア企業から利益を得ていた米商務長官が当面の焦点になりそうです。 pic.twitter.com/ahDSi6EIcf
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2017年11月5日
パラダイス文書に登場する米政権関係者はロス商務長官ら閣僚、有力支援者など12人。ワシントンポスト紙が2日公表した世論調査では、ロシア疑惑で「大統領自身も罪を犯した可能性が高い」と考える人が49%に。トランプさん、心ここにあらずか。https://t.co/8nZTLzs0E7
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) 2017年11月6日
文書にはエリザベス英女王、鳩山由紀夫・元首相の名。トランプ米大統領周辺の10人以上、カナダのトルドー首相の腹心も。「報道機関」の本気の仕事です。/疑惑の島「パラダイス文書」 https://t.co/3dfJg7qxGg
— 神田大介 (@kanda_daisuke) 2017年11月5日
アメリカ「ロシア疑惑が自分の足元に及ぶのが心配で、アジア歴訪にも力が入らないのでは」
日本「トランプ大統領、伊勢海老やステーキを堪能! 見てください! このうれしそうな笑顔!」
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2017年11月5日
テキサス州教会銃乱射事件、「パラダイス文書」暴露、ロシア疑惑捜査...来日中のトランプは安倍と話してるヒマは無いかもね。
— deepthroat (@gloomynews) 2017年11月5日
ロシアがtwitterとFacebookに対して(トランプ女婿クシュナーの関係者を通じて)多額の投資をした、と。英ガーディアンのパラダイス文書報道。 https://t.co/fEwz1hLMTK
— 米重 克洋 (@kyoneshige) 2017年11月5日
これまた週明けからトンデモナイものが出てきましたね。
パラダイス文書の内容が明らかになればトランプ政権への世界の視線はますます厳しくなっていくでしょう。
そんな中で、安倍晋三さんと日本のメディアはマンセー一色ですが、本格的にア○マおかしいんじゃないでしょうか。
ただ、トランプが無茶しないか心配。