社説 与野党の質問配分見直し 自民党の主張は間違いだ
今月1日始まった特別国会は、首相指名選挙の後、何の質疑も行われず、質問時間の見直しをめぐる与野党の対立が続いている。そもそも自民党が野党の質問時間を削り、与党の時間を増やすと言い出したこと自体が誤りである。具体的には従来の「与党2対野党8」の配分を「5対5」にするよう求めているが、野党が反対するのは当然だ。早急に提案を撤回すべきだ。
質問の中身を見ても、これまで与党側の質問は政府の方針に同調し、礼賛して終わる例が多かった。ましてや「安倍1強」と言われ、首相への異論がほとんど出ない今の自民党だ。質問時間を増やして国会審議が充実するとは思えない。
先の衆院解散は加計学園や森友学園をめぐる疑惑隠しが狙いではないかと批判されてきた。衆院選で自民党が大勝した途端に、こんな提案を持ち出すのは、やはり両問題を追及されるのを首相が嫌がっているからだと見られても仕方があるまい。
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以下ネットの反応。
「議院内閣制の下では政府と与党は一体をなす。一方、国会は政府を厳しくチェックするのが大きな役割だ。それを考えれば、同じ議院内閣制の英国やドイツもそうであるように、質問時間を野党に手厚くするのは合理的な話」
社説:毎日新聞 https://t.co/2iHWAcRfwo
— TOKYO#21市民連合 (@TOKYO_21_shimin) 2017年11月13日
毎日新聞社説
・野党の質問時間削減は国会破壊
・質問時間潰しは安倍首相と菅官房長官が主導安倍政権の下で行政府が立法府を威圧する光景を何度見たことか。やり方も姑息。自民党は「若手の要請」という形を作りましたよね。https://t.co/hnWWtAHzf6
— かまやん (@kama_yam) 2017年11月13日
与野党の質問配分見直し 自民党の主張は間違いだhttps://t.co/ItfqR0pPzP
「質問の中身を見ても、これまで与党側の質問は政府の方針に同調し、礼賛して終わる例が多かった。」
安倍首相「もっと俺を賞賛してくれ、もっと、もっと、もっと、、、、、」— ル・プチ・プランク (@Le_Petit_Planck) 2017年11月13日
〈そもそも自民党が野党の質問時間を削り、与党の時間を増やすと言い出したこと自体が誤りである。…野党が反対するのは当然だ。早急に提案を撤回すべきだ〉
はっきり言い切った!素晴らしい、毎日新聞!社説:与野党の質問配分見直し 自民党の主張は間違いだ -毎日新聞 https://t.co/P4SNOscGlr
— サッカーボーイ (@heygyzep) 2017年11月13日
〈国会での野党の質問時間を減らす自民党の提案に「反対」は55%で、「賛成」の29%を上回った〉
当然の結果だ。与党は傲慢に過ぎる。調子に乗ってのぼせ上がった頭を冷やすべきだ。/野党の質問時間削減「反対」55% 朝日新聞世論調査:朝日新聞デジタル https://t.co/sDQEFKrmza
— サッカーボーイ (@heygyzep) 2017年11月13日
#報ステ
加計審議巡り
質問時間枝野氏
要するに表舞台でのパフォーマンスをしたいと、パフォーマンスしかできない若手がたくさんいるという証明小池氏
よっぽど聞かれたくないことがあるんだろうなと/タイトルを平行線としているが、どちらがゴリ押ししているかは明確。
中立を気取るのはやめて pic.twitter.com/aqvBFN7c3I— きむらゆい (@yuiyuiyui11) 2017年11月13日
日和見新聞と言われて久しい毎日新聞すら、安倍政権の姑息さ、汚さを糾弾しました。
こんな卑怯な手段(野党側が話を呑めるわけがない)でモリカケを追求させないようにするとは、日本の民主主義はもはや壊滅的状態です。
他のメディアも一刻も早く自民党を徹底的に糾弾するべきです。