学術会議、軍事研究で倫理規定検討 禁止の新声明を具体化
国内の科学者を代表する機関「日本学術会議」の山極寿一(じゅいち)会長は二十二日、東京都港区の学術会議本部で記者会見し、軍事研究に関する新たなガイドラインや倫理規定の策定を検討する考えを示した。「戦争を目的とする科学の研究は絶対に行わない」という過去の声明を踏襲した今年三月の新声明決定を受けたもの。山極会長は、新声明について「学会や研究機関、全国の大学などに判断を丸投げしており、軍事研究の可否を判断するのが、個人なのか組織なのか、拘束力があるのかないのか、何も言ってない」と強調。新声明を具体化するガイドラインなどを、同会議が中心になって提示する必要性を指摘した。
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以下ネットの反応。
国内の科学者を代表する #日本学術会議 会長に、#山極寿一 京大総長が就任して学術会議の空気がガラッと変わった。山極会長は、軍学共同を考える検討委員の立場で繰り返し軍学共同が進む現状にノーを唱えていた。「山極新会長、軍事研究で倫理規定検討 禁止の新声明を具体化」https://t.co/HxVPatGdZM
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) 2017年12月25日
個別の大学ごとにガイドラインや倫理規定を作ると、大学間にきしみができてしまう。科学者の立場で一致できるものを目指したい。
東京新聞
学術会議、軍事研究で倫理規定検討 禁止の新声明を具体化:社会 https://t.co/dIVzmtPtzC— mast (@anjutozushio) 2017年12月25日
日本の科学者が新声明を発したことは非常に重要だ。
東京新聞:学術会議、軍事研究で倫理規定検討 禁止の新声明を具体化:社会(TOKYO Web) https://t.co/NAwhW3apZ7
— 学森遊子 (@5bKkYTISdwI3iNf) 2017年12月25日
学問の自由への圧殺!日本学術会議が今まで大学の自由に任せていた防衛研究への可否を、一律禁止に向けて動き出す?
学術会議、軍事研究で倫理規定検討 禁止の新声明を具体化(東京新聞17/12/23)https://t.co/KN1o46Dpby
— はゆは@防衛研究推進を求める自由市民の会 (@YesDefenseStudy) 2017年12月25日
山極会長の素晴らしいイニシアチブ。科学者が戦争に動員されて起こる不幸は、幾多の歴史が証明済です。
東京新聞:学術会議、軍事研究で倫理規定検討 禁止の新声明を具体化:社会(TOKYO Web) https://t.co/tF0zF2KjgU
— 小村勝洋 (@kokatu1) 2017年12月25日
素晴らしい!