今から5年前。東京で政治取材を担当していたある夜のことだ。酔って帰宅した安倍晋三政権の政府高官が番記者たちに、こうつぶやいた。「極端なことを言うと、われわれは選挙で『戦争したっていい』と信任されたわけだからね。安全保障の問題とか、時の政権にある程度任せてもらわないと前に進めない」
防衛省による陸上自衛隊の日報隠し、財務省の決裁文書改ざん、首相秘書官の面会記録否定…。あの夜の懸念は深まる一方だ。憲法が保障する国民の「知る権利」に応えるため、「知らせる義務」を果たしていきたい。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
いやなんで5年前にその発言を報じなかったの、「番記者たち」。https://t.co/sfxAN4ia5l
— yunishio (@yunishio) 2018年5月2日
ギョッとする話。
当時、この発言、報じられませんでしたよね? https://t.co/voIgxjWyiL— 雇用のヨーコ (@koyounoyooko) 2018年5月3日
選挙は白紙委任状ではありません。憲法の始まりであるマグナ・カルタは、政府(当時は王)が勝手に戦争を始めないよう規制するための国民と為政者の契約だったと学校で習いました。https://t.co/Our4cL8tyO
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2018年5月3日
ださうですが、自民党、公明党の支持者の方、そうなんでしょうか? https://t.co/Qm5X8UMtGg
— 岡野八代 (@yot07814) 2018年5月3日
これ、マジで??? https://t.co/8eNJKjvduV
— チャラ男・ダムド(無関心は悪の共犯) (@damned398) 2018年5月3日
うわああああ https://t.co/EeQ0RBOHHn
— ANTIFA大阪 (@antifa_osk) 2018年5月3日
おい、自民党に投票したみんな聞いてるか?
俺らはお前らが選んだんだから戦争したっていいんだとよ。 https://t.co/cfjelXqbE2— kappa (@FPcYOgYHn1MmCzs) 2018年5月3日
なんか凄いのぶっ込んできたな。これ、酔っていたとはいえ5年も寝かしといたり匿名で済ましたりして良い案件じゃないだろ。交戦権を否定する現憲法下で選挙で選択された政権の意志決定に関わるであろう“高官“がこの発言なのは大問題。 https://t.co/emxw3ipxJP
— 元ヴァンテ(ゆるふわ系) (@exVins_T) 2018年5月3日
Retweeted yunishio (@yunishio):
いやなんで5年前にその発言を報じなかったの、「番記者たち」。https://t.co/EJJ00kfHig https://t.co/EJJ00kfHig
— ヒロ (@nagaomati) 2018年5月3日
【追記】
記事をお読み下さりありがとうございます。政府高官のこの発言は当時から西日本新聞が報じております。明石書店から2年前に出版された書籍「安保法制の正体」にも収録しております。情報公開を巡る最近の問題や今日が憲法記念日であることを踏まえ、あらためて触れました。ご理解を賜れれば幸いです。
— 西日本新聞社会部 (@nishinippon_sha) 2018年5月3日