印、世界最大の健保制度「モディケア」導入 最貧の5億人対象
【AFP=時事】インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は23日、同国の最貧層5億人を対象に、保険料無料の世界最大の健康保険制度、通称「モディケア」を始動させた。来年に総選挙を控えての導入となった。今年に入り連邦予算で発表されたこの制度は、インドの人口12億5000万人のうち、最貧の40%が対象となる。
最低所得の1億世帯には、重病の治療を受ける際の医療費として、インドでは大金とみなされる年間50万ルピー(約78万円)が支給される。
過重負担がのしかかる公的医療制度では、施設と医師が慢性的に不足しており、大半の人は金銭的余裕さえあれば民間医療機関を利用している。ただ診察料は1000ルピー(約1560円)で、1日の生活費が250円に満たない数百万人にとっては高額だ。
政府の推算によると、平均世帯支出の60%以上が薬代や治療費に充てられており、最貧家庭の多くは医療サービスを一切利用していない。
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以下ネットの反応。
今週の国際政治は活発ですね。
モディ首相の大胆な社会保障政策を打ち出したね。
貧しい層に絞ってるのは、賛成。5億人の医療費を無償化、インドの「モディケア」始動 https://t.co/nymirVXo9Q
— おかざき∮ (@TK74236931) 2018年9月25日
インドではモディ首相が貧困層5億人に無償で医療を提供する「モディケア」を発表(上限は1人あたり78万円/年)
世界的にユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)達成に向けた機運が高まる中で、支払い能力のない貧困層への財政保護をどうするかは各国共通の課題です。https://t.co/czMdPocSq1
— Haruka Sakamoto (@harukask1231) 2018年9月26日
キャッシュレス、ペーパーレスで治療を受けられるようになるとのこと!
何をやるにしても規模が桁外れ。。5億人以上の国民を対象とした、世界最大の公的医療保障制度、貧困層向けの健康保険制度「国家健康保護計画(=NHPS、通称モディケア)」の始動を宣言https://t.co/Z60QXO6Myp
— wappiness (@NPO_wappiness) 2018年9月24日
今後世界一位の人口となると予想されるインド、新たな保険対象の人数が日本の人口を軽く凌駕してます。人口が増える事による格差拡大、人口減で苦しむ日本とは違う問題ですね
>>印、世界最大の健保制度「モディケア」導入 最貧の5億人対象 https://t.co/5Yds45ChWH
— はなまるFX -初心者向け投資FXとは- (@hanamaru_you_88) 2018年9月24日
モディケアだそうです。
5億人……。https://t.co/dudD59nUIT— 森のくまさんZ (@tabinokomado) 2018年9月25日
株価がバブル以降最高値をつけ(官製)、企業の内部留保が増え続ける中、実質賃金は下がり続け、生活保護費が削られる国もあるのに。