衆参法務委員会の野党委員が3日、失踪した外国人技能実習生2870人に対する昨年の法務省調査の元資料である聴取票を分析した結果、67・6%の1939人が最低賃金割れだったと発表した。
法務省は複数回答の結果、失踪の理由として「最低賃金以下」を0・8%、22人としており、実習の実態が大きく異なることを示す結果となった。
野党は4日の参院法務委で追及する構えだ。
失踪技能実習生「最低賃金以下」 野党再集計“1939人”
法務省は「個人が特定されれば刑事訴追の可能性がある」との理由でデータの閲覧しか認めませんでしたが、野党側は「過酷な労働実態を隠したかったのではないか」と批判しています。
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以下ネットの反応。
法務省は最低賃金以下は22人しかいないと言っていたが、真っ赤な嘘だったわけだ。政府による嘘が常態化している。異常としか言いようがない。→外国人実習生7割、最低賃金下回る 国の調査を野党分析:朝日新聞デジタル https://t.co/lxbC9dMRTV
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2018年12月3日
野党協力で閲覧・書き写した失踪実習生の聴取票。2870人のうち何と67・6%・1939人が最低賃金割れと判明した。法務省は失踪の理由として「最低賃金以下」を0・8%・22人と説明してきた。これが改ざん・ねつ造と言わずして何なのか。前提が崩壊した法案は廃案にし、現状の抜本改善を!
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2018年12月4日
法務省は失踪した外国人技能実習生2870人のうち、最低賃金を下回る違法な状態で働かされていた人数は22人だと発表していたが、立憲野党が聴取票を書き写して分析した結果、なんと実際には1939人が最低賃金割れだったと判明。安倍内閣と自公維は全員辞表を出せ。https://t.co/7l6wolPJSt
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年12月3日
またまた法務省がとんでもない捏造調査数字を!
野党が調べたところ1939人だったものが何と22人と報告!
メチャクチャの捏造調査❗❗ pic.twitter.com/DhEylRC5cQ— wakatyan (@SNn4hOTBHDolFOG) 2018年12月3日
参法務委「これまで、最低賃金22人って言ってたのが、実際は2000人近いじゃないですか」
ドイヒー😡😡😡 野党の写経成果!
— buu (@buu34) 2018年12月4日
#NEWS23
“外国人材法案 ずさん調査、また明らかに”有田芳生議員
「法務省は最低賃金以下の実習生は22名と発表していたが、1939人、6割が最低賃金以下と判明した」この国はどうなってるんだ⁉️
またしてもウソの公表をしていたのか💢中には時給が93円の実習生もいた…って、恐ろしい現実😱 pic.twitter.com/JkzQ5FXmkW
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年12月3日
当初政府が頑なに開示を拒んだのも合点がいく。野党の集計ミスだと言い繕うため政府が聴取票を改ざんしないよう、証拠保全も必要だ。
"@DPFPnews: 技能実習生2892人分の聴取票書き写しを終え..わかったことは、最低賃金労働者が3分の2、過労死ラインに達している方が約1割該当。— 階猛(しな たけし) (@shinatakeshi) 2018年12月3日
安倍政権の得意技である「隠ぺい」「嫌がらせ」にも関わらず、野党による膨大な手書き・確認作業により、次々に外国人技能実習生の非人間的扱いが明らかに。政府はこれらを覆い隠して更に制度を拡張しようとしている。正に卑劣な「ナチスの手口」。こんな生煮えインチキ法案を通せば、国の進路を誤る。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2018年12月4日