第2次安倍内閣の発足から6年半。さまざまな不祥事や問題発言を重ねながらも、支持率は一定の水準を保ち続ける。なぜか。ゆるやかに漂う「安倍支持」の空気を追った。
毎日欠かさずチェックするのは株価のチャート。米国の雇用統計も注視する。空き時間は外国為替証拠金取引(FX)の勉強に充てる。新聞もテレビもネットニュースも見ない。都内の男性(25)は、ベンチャー系のマーケティング会社で働く。「貯金しても無駄。今は借金してでもFXにつぎ込みたい」
率直に聞いてみた。政治に対して、どう思うのか。「安倍さんはがんばっているんじゃないですか?」。なぜ。「うーん、なんでだろう……」。そして、しばらく考えてから言った。「僕が生きていけているので。それに日経平均株価もいいし」
安倍内閣の支持率は、18~39歳の男性で際だって高いのが特徴だ。朝日新聞の世論調査で過去3年の平均をみると、18~29歳の男性は57・5%、30代男性は52・8%。男女の全体は42・5%だった。さらに、閣僚らの不祥事が起きても、この世代の支持率は一時下がってすぐに回復する。
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以下ネットの反応。
いまがよけりゃ明日は知らないが充満する日本になった?安倍首相の「いまだけ自分だけ」志向が浸透したんだろうか?
「僕が生きていけているので」若者に際立つ安倍政権支持:朝日新聞デジタル https://t.co/velFkXpMm5
— miyasuke (@miyasuke_mai) 2019年7月1日
「僕が生きていけているので」若者に際立つ安倍政権支持:朝日新聞デジタル https://t.co/fJSwbzsLLz
利口なつもりのバカの見本みたいな連中— Erscheinung43 (@Erscheinung35) 2019年7月1日
「僕が生きていけているので」若者に際立つ安倍政権支持:朝日新聞デジタル
(記事引用)給与は月約22万円。ぜいたくしなければ暮らしていけるという。「何かが変わることでこれ以上悪くなるくらいなら、変わらなくていい」。だから、選ぶなら自民だという。 https://t.co/fh5ewWBz7M
— むうたん🐾臨戦態勢 (@MisatoFlove) 2019年6月30日
日本の若い男性はきっと肉屋が好きな豚なんだろうな。どうせ彼らが安倍政権の悪政の後始末を今後さんざんさせられるんだろうから、まあ自業自得だよ。若い女性には海外脱出をオススメします。⇒「僕が生きていけているので」若者に際立つ安倍政権支持:朝日新聞デジタル https://t.co/1z0pKCKFsJ
— Shichiro Miyashita (@shichirom) 2019年7月1日
「僕が生きていけているので」若者に際立つ安倍政権支持:朝日新聞デジタル https://t.co/1lAR1pM4Nn
>>社会保障などで将来に回されたツケを負担する若い人々が、いまの政治を支持する理由を知りたい。
いやこれ「ツケをまわした張本人の世代が野党支持する無責任さをしりたい」だわ。ほんま。
— もへもへ (@gerogeroR) 2019年7月1日
「僕が生きていけているので」となんとなく支持していた人は「年金問題」でちょっとドキッとしたと思うけど、実は今君が生きていけるのは君の未来をこの政権が食い潰しているから。株高操作が破綻するときは多分日銀と年金も一緒にぽしゃるので君は生きていけなくなる。 https://t.co/NpLEslOn60
— ono hiroshi (@hiroshimilano) 2019年7月1日
1930年代中頃には、ドイツ国内はもとよりアメリカやイギリスにも、経済を立て直し、国民の誇りを取り戻したヒトラーを「強い指導者」「なかなかのやり手政治家」と評価する人間が少なからずいた。当時はまだ侵略戦争もホロコーストもないが、人権軽視は既に露呈していた。https://t.co/mPLomWxRNH
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2019年7月1日
この記者から見て、都内のベンチャービジネスに勤めてFXなどの投資をする人が、"若者"の代表とか典型なのでしょうか。確かに安倍政権支持層の一側面とは思いますが、"若者"以外のもっと適切な分類概念を考えようとは思わなかったのでしょうか。https://t.co/SylQwgShZo
— Shin Hori (@ShinHori1) 2019年7月1日
「何かが変わることでこれ以上悪くなるくらいなら、変わらなくていい」。だから、選ぶなら自民、と。変わってよくなるイメージは持てないのだよね→「僕が生きていけているので」若者に際立つ安倍政権支持:朝日新聞デジタル https://t.co/eIaqJ0pCY4
— Shoko Egawa (@amneris84) 2019年7月1日
「自己責任論」は、個人の生が社会システムと不可分であることを忘却させる。苦境にある人が「自分が悪いんだ」と責めてしまうことはこれまでも論じられてきたが、「自分次第で生きていける」と、あり得ない希望を抱いてしまう点も問題。 https://t.co/mAHu46qHOw
— 平野啓一郎 (@hiranok) 2019年7月1日
こういう記事を書いてどういう意味があるのか疑問です。 #参院選 https://t.co/eZBdrNPFPY
— 牧内昇平・朝日新聞 (@makiuchi_shohei) 2019年7月1日