愛知県で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、「表現の不自由」をテーマに、慰安婦問題を象徴する少女像などの展示コーナーが設けられていましたが、今月2日に『少女像を大至急撤去しなければ、ガソリン携行缶を持ってお邪魔する』という手書きのファックスが届いたことなどから、実行委員会の会長を務める大村知事は、翌日の3日、「安全な運営が危惧される」として、少女像を含む「表現の不自由」をテーマにしたコーナーの展示を中止しました。
警察は、このファックスについて、県から被害届の提出を受けて捜査していましたが、送信元の分析などから、愛知県稲沢市のトラック運転手、堀田修司容疑者(59)が、ファックスを送り展示の一部を中止させたとして、7日夜、威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
調べに対し「間違いありません」と供述し、容疑を認めているということです。
「間違いない」ファクスで脅迫文送信容疑認める 逮捕の男は59歳トラック運転手 「表現の不自由展」
少女像の展示を巡っては、これまでに県や市には数千件に上る抗議のメールや電話、ファクスなどが届いているという。中にはこうした脅迫めいた内容も多数あることから、県は県警東署に相談し、6日に被害届を提出していた。
会場では7日午後にもヘルメットをかぶった男3人が現れ、そのうちの1人が「ガソリンだ」などと言って透明の液体を警察官の足にかけ、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕される騒ぎもあった。
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以下ネットの反応。
【速報 JUST IN 】少女像など展示中止問題 脅迫FAX送った疑いで50代男を逮捕 #nhk_news https://t.co/kq5kTEQ6DS
— NHKニュース (@nhk_news) August 7, 2019
表現の不自由展に脅迫ファクス送った疑い、会社員を逮捕:朝日新聞デジタル https://t.co/nXbYJh4zEz なんだよすぐ捕まえられるんじゃん。しかもネットファックスではなくコンビニ。警察は最初、めんどくさかったんだろうね。
— C.R.A.C. (@cracjp) August 7, 2019
最初、警察はFAXが匿名化されていて犯人特定できないっていった。
テロに屈するのかという世界中の非難で展示中止後に逮捕。今の警察は上からの命令に黒を白と言われても服従するヤクザと変わらない。
リストラ繰り返す経団連も冷酷さはヤクザ並み。アベとヤクザと経団連 https://t.co/0swFsbYPgL
— Bokuhadokoniiru (@bokuhadokoniiru) August 7, 2019
「ガソリン持ってお邪魔する」 少女像に脅迫FAX送った疑いで男を逮捕。愛知県警、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」https://t.co/iDC3gUt98C
特定出来ないはずがアッサリと特定されて逮捕。どないやねん。
さあ、『表現の不自由展・その後』、再開再開。— ソウル・フラワー・ユニオン (@soulflowerunion) August 7, 2019