埼玉知事に野党共闘の新人大野氏 自公推薦候補破る、政権に痛手
任期満了に伴う埼玉県知事選は25日投開票の結果、立憲民主党など4野党が支援する無所属新人の元防衛政務官大野元裕氏(55)が接戦の末、自民、公明両党推薦で無所属のスポーツライター青島健太氏(61)ら4新人を破り、初当選を決めた。県選挙管理委員会によると、投票率は32・31%で、4年前の前回知事選を5・68ポイント上回った。
7月の参院選後、初の与野党対決型知事選。4党が事実上共闘した野党側は、10月の参院埼玉選挙区補欠選挙、秋の臨時国会での攻防や次期衆院選に向けた弾みにしたい考え。安倍政権は総力戦を展開したが敗北。安倍晋三首相の政権運営に痛手となりそうだ。
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以下ネットの反応。
【与野党一騎打ち】埼玉県知事選で、野党支援の大野元裕氏が当選した。二階幹事長や菅官房長官といった利益誘導型の自民党幹部の応援に対して、与野党一騎打ちでは、野党が十分に勝てる可能性を示したことは大きい。安倍は経済政策が失敗し、ますます右傾化しかすることない。https://t.co/9bPQhjohie
— 金子勝 (@masaru_kaneko) August 25, 2019
埼玉県知事選は、保守も含めた市民と野党が支援する大野もとひろさんが大激戦を制した。自民・公明いいなり知事誕生を許さなかったことは、今後の埼玉県民のたたかいにとっても、安倍政権を倒すたたかいにとっても、市民と野党の共闘の本格的な発展にとっても、画期的な勝利。埼玉県民に心から敬意を。
— 小池晃 (@koike_akira) August 25, 2019
埼玉県知事選では、両陣営の街宣の様子などを間近に見ました。大野陣営は実質的な野党共闘ながら、党本部推薦は受けない「県民党」方式で、幅広くウイングを広げた印象。青島陣営はいつもの自公選挙でしたが、「なぜ知事にスポーツライター?」という疑問への答えが見つけられていない感じがしました。
— 前田 直人 (@Nao_Maeda_Asahi) August 25, 2019
【埼玉県知事選 】
自公推薦の青島氏には、菅義偉、二階俊博、丸川珠代、三原じゅん子が応援に駆けつけていたのか。野党4党が支援
大野元裕氏 当選確実 🎉
その意味は、大きい。 pic.twitter.com/XFiJyQnAoL— ジョンレモン (@horiris) August 25, 2019
埼玉県知事選、NHKニュースで出口調査。政党の支持率では自公が多いが、知事選の投票では野党が推す #大野もとひろ 氏が互角の勝負に追い込んだ。 pic.twitter.com/8c42hYcNno
— K_Sakamoto比例は共産・本気の共闘 (@k_sarasarani) August 25, 2019