テレ朝「報ステ」で派遣切り 中核メンバーが一斉に契約終了の異常事態
テレ朝の「報ステ」で大量の派遣切りがあったようだと、ゲンダイが報じた
10年以上番組を支えてきた中核メンバーらが一斉に契約終了を通告されたとも
同局広報部は取材に対し、番組リニューアルにともなう措置だと説明したそうその旨は、先週金曜(20日)の番組終了後の反省会で他のスタッフらにも知らされ、テレ朝幹部が「社員の人事異動に伴い、スタッフで長い方も番組を卒業することになりました」と言うと、その場に衝撃が走ったという。
通告を受けた2人に話が聞けた。
「自分の希望で番組を替わることや、番組自体が終了するので交代ということはあっても、長く勤めているからという理由で十何人もまとめて一度に契約終了という話は初めてです。納得できません」
「政治や社会問題を伝える側である報道番組がこんな卑劣なやり方で契約を打ち切る。あってはならないことだし、許せない。悔しくて眠れないほどです。3年前に古舘キャスターが降板し、新体制になった際、テレ朝側から『辞めないで続けてほしい』と言われ、懸命に支えてきたのに、残念でなりません」
突然の中核メンバーのクビ切りに、残るスタッフからは「テレ朝は番組を潰そうとしているのか」「報道色をなくそうとしているのか」との疑念も上がる。背景には、「プロデューサーのセクハラなどで悪化したイメージを人心一新で刷新」というスポンサー対策も見え隠れする。派遣スタッフはそのとばっちりを受けた形だ。
テレビ朝日の広報部は23日、日刊ゲンダイの取材に対し、今回の派遣切りの事実を認めたうえで、番組リニューアルに伴うものだと説明した。弱い立場の“下請けイジメ”。いまどき、上場会社である報道機関がやることなのか。
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以下ネットの反応。
テレ朝「報道ステーション」スタッフの
大量「派遣切り」。
民放労連が撤回を求めました。https://t.co/AC91NE6t7Y— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) December 27, 2019
報道機関としてあるまじき大量派遣切り。
対象者には「桜を見る会」問題やセクハラ撲滅で頑張ってきたスタッフも含まれている。報ステの支柱だ。
テレ朝幹部は看板番組の「報ステ」からジャーナリズム精神を奪おうとしているのではないか。#私たちこのままでいいんですか https://t.co/7sKqE3vUqm— 南 彰 / MINAMI Akira (@MINAMIAKIRA55) December 24, 2019
テレ朝「報ステ」で大量派遣切り|日刊ゲンダイ
10年以上継続して報ステに携わってきたスタッフが契約終了。
「政治や社会問題を伝える側である報道番組がこんな卑劣なやり方で契約を打ち切る。あってはならないことだし、許せない。悔しくて眠れないほどです」
冷酷だな! https://t.co/Fbh8KX29K2
— 但馬問屋 (@wanpakuten) December 24, 2019
テレ朝幹部が「社員の人事異動に伴い、スタッフで長い方も番組を【卒業する】ことになりました」と言うと、その場に衝撃が走った⁉️
日本はいつからリストラの事を【卒業】と呼ぶ様になった❗️
「テレ朝」で大量派遣切り…年の瀬に非情な通告 https://t.co/WXqDW94sVr
— Bokuhadokoniiru (@bokuhadokoniiru) December 24, 2019
「クビ切り」「切り捨て」を「卒業」と言い換える欺瞞… →テレ朝「報ステ」で大量派遣切り…年の瀬に非情な通告が https://t.co/oE5g0xS1xf #日刊ゲンダイDIGITAL
— Shoko Egawa (@amneris84) December 25, 2019
【年の瀬に非情なクビ通告】テレ朝「報ステ」で大量派遣切り 報道機関が〝下請けイジメ〟の唖然 突然の中核メンバーのクビ切りに、残るスタッフからは「テレ朝は番組を潰そうとしているのか」「報道色をなくそうとしているのか」との疑念も上がる。背景には...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/PG9J1cskGg
— KK (@Trapelus) December 24, 2019