稲垣吾郎MC のNHK番組が日本の五輪ナショナリズムやヘイト、排外主義を批判! 稲垣は「ネット右翼」にも言及
オリンピック推しを前面に出した『NHK紅白歌合戦』に続き、年が明けてメディアではいよいよオリンピック盛り上げムードが一層高まるなか、そうした雰囲気に一石を投じるような異色の番組が放送された。
NHK Eテレで元旦に放送された番組『100分deナショナリズム』だ。人気番組『100分de名著』のスペシャル番組で、稲垣吾郎と安部みちこアナウンサーがMCを務め、社会学者の大澤真幸氏、作家の島田雅彦氏、政治学者の中島岳志氏、漫画家のヤマザキマリ氏をスタジオに迎え、名著から「ナショナリズム」の本質を探るという内容だった。
さらに、評価したいのは稲垣吾郎の役割だ。ジャニーズ時代はこうした政治的な話題に絶対にコミットすることのなかった稲垣だが、この番組では積極的に議論に関わり、自らの実感を交えて率直にナショナリズムについて話した。
たとえば、上述の「つくられた伝統」が生み出す「ナショナリズム」について、稲垣は「遡りたくなっちゃうんですね。安心できるし。しかもヨーロッパの人が喜んでくれてるとか、そういうの大好きですもんね、日本人は」と、「日本スゴイ」の心理を分析していたし、ナショナリズムが欧州列強から植民地支配されていた被植民地で、独立をのぞむ機運から生まれたという議論に関連して、稲垣はこんなコメントもした。
稲垣「勉強になりますね。自分とも照らし合わせて考えられるようなことがあったりとか。ぼくなんかも個人的に言うと、大きな会社にいて、ちょっと独立して。でもそうなることによって、仲間意識がいつも以上に強くなってきたりとか、そういうのも通じてるのかなと思ったりとか」
さらに、稲垣は自ら「ネット右翼」という言葉を持ち出し、歪なナショナリズムの肥大化に対する批判にも積極に参加していた。
すると、稲垣吾朗がこう口を開いたのだ
「自信がないとなると、大きなものがあるとなんか頼りたくなるというか。ネット右翼の人たちもそうかもしれませんし」
稲垣吾郎の口から「ネット右翼」という言葉が出てきたのは驚きだが、番組はこの後「ナショナリズム」とヘイトスピーチなどの排外主義が表裏一体の関係にあることにまで踏み込んでいく。
「気がつけば、目にする機会が増えてきたナショナリズム。『日本人すごい』『韓国が嫌い』『メディアは反日だ』『霊性に回帰せよ』」
こんなナレーションが挿入され、VTRには嫌韓を煽る本や雑誌、そして道徳の教科書。クローズアップされたネトウヨ雑誌「ジャパニズム」の表紙には、「森友問題は安倍総理夫妻と無関係」の文字も並んでいた。
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以下ネットの反応。
稲垣吾郎さん「日本人は自信がないと大きなものに頼りたくなる。ネット右翼の人みたいに」 pic.twitter.com/oNNC1qhA8K
— Project (@prad3ekt) January 10, 2020
なんでこいつ等が稲垣吾郎に反応してんだろ
痛いとこ突かれたって自覚があるからなのか、はたまた自分達のビジネス相手である野良ウヨが我に返るのを恐れているのか…
いずれにしても「ヒットマーク」出過ぎだろw pic.twitter.com/2iwSLMR35m— 饒速日 (@poverty_liberty) January 11, 2020
稲垣吾郎の言った「大きなもの」とは、番組のテーマでもあるナショナリズム。百田先生は番組を観ていない。
ネトウヨ論壇や愛国タレントの方々は反発しているが、上念先生の論調は特に下品で的外れ。稲垣吾郎は安倍なんて一言も言ってないし、安倍批判は国家より大きいとでも言うのだろうか。 pic.twitter.com/pRPOgmq80y
— ともかフェノメノン (@tomoka_hidden) January 11, 2020
稲垣吾郎MC のNHK番組が日本の五輪ナショナリズムやヘイト、排外主義を批判! 稲垣は「ネット右翼」にも言及 https://t.co/ScSYM9h0Kc
— litera (@litera_web) January 9, 2020
今更ですが、録画していた #100分deナショナリズム を見ました!難しいテーマに加え専門用語が多いので、私の頭がついていけていないですが…とても勉強になりました。吾郎さんにはこういった難しいテーマを扱った番組にもっと出演して欲しいと思いました✨#稲垣吾郎 pic.twitter.com/FThCEr3tPT
— 山田 (@ymd244) January 7, 2020
稲垣吾郎さん「自信がないと、大きなものがあるとなんか頼りたくなる。ネット右翼の人たちもそうかもしれません」 https://t.co/Wt41JE6XcZ
自分は国に頼らず生きてるつもりなのだろうか。安全保障や公共事業の恩恵を受けてるのに。国に頼っていながら、それに無自覚な人間が一番タチ悪い。
— 黒瀬 深 (@Shin_kurose) January 11, 2020
ツイートで「日本は一流国」「日本人は素晴らしい」という人にいつも感じていた事と同じだ。
「近場の国を貶めるとかね。コンプレックスを隠すために見栄を張る」「自信がないとなると大きなものがあるとなんか頼りたくなるというか、ネット右翼の人たちもそうかも知れない」
https://t.co/JscgfiqwIv— 俵 才記 (@nogutiya) January 11, 2020
稲垣五郎さんよ、
「自信がないと、大きなものがあるとなんか頼りたくなる」と「ネット右翼の人たちもそうかもしれません」
この発言は妄想でしかありませんよ、妄想発言は言論の自由ですが、アホ丸出しになりましたね、 https://t.co/nYJYskoRCE @sharenewsjapan1さんから— 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) January 11, 2020
稲垣吾郎は司会の立場でしたので、前の発言のネット右翼否定派をまとめただけかと。番組見てれば彼はどちらを否定などなかったように思えましたよ。
番組見てればわかるのに記事の文字だけ見て踊らされてる人は頭悪いと思います。 https://t.co/WVgDhvjVXQ— あご美 (@agomimimi33) January 11, 2020
稲垣吾郎さん「自信がないと、大きなものがあるとなんか頼りたくなる。ネット右翼の人たちもそうかもしれません」
名指しされたわけでも無いのに何故か上念司や百田尚樹が猛反発している。
やはり自覚あるのだろうか?もしくは「俺の飯の種を悪く言うな」か? https://t.co/D9fSvqjRh5— 考え中 (@tFBg0FwFjebzNx2) January 11, 2020
稲垣吾郎さんの「ネット右翼」発言に怒り出す人は、そのことをもって図星を突かれたネット右翼の皆さんと言えるでしょう。 https://t.co/NrOgK9emYY
— 春眠☮️ (@springsleepzz) January 12, 2020
【緊急拡散】稲垣吾郎「日本人は自信がないと大きなものに頼りたくなる。ネット右翼の人みたいに」
ブログ 戦後体制の超克 https://t.co/fhO72BKAqy
NHKのEテレで元旦に放送された番組
稲垣吾郎の口から「ネット右翼」という言葉が出てきたのは驚きだ。 pic.twitter.com/E8t3ZFOwcS— 🍒ⓚⓐⓦⓐⓘⓘ2⊿🇯🇵(NHKと契約しない私が一言^^)🍒 (@Kawaii2N) January 11, 2020
今朝の朝日新聞のキュー。100分deナショナリズムの事も褒めてくれてます😃 pic.twitter.com/SbMiXHKTRG
— kayoko📎⭐🐞 (@kayoko_0909) January 8, 2020