アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは「日本がクルーズ船の乗客を自由にした。安全なのか?」という見出しで日本以外の多くの国が船内での隔離期間に実効性がなかったと見なし、自国民を帰国させたあと、さらに2週間隔離していると伝えています。
そのうえで、「最近感染したばかりの人は下船前の検査で陰性だったとしても、数日後に発症する可能性がある」というオーストラリアの専門家の指摘を紹介し、乗客を下船させたあと公共交通機関などで帰宅させた対応に疑問を呈しています。
また、イギリスの公共放送BBCは船内の感染対策の不備を訴える神戸大学の岩田健太郎教授のインタビューや、アメリカのCDC=疾病対策センターによる「船内で症状がない感染者がこれほどのペースで新たに確認されていることは今もリスクが続いている証拠だ」という声明とともに、韓国政府がクルーズ船に乗っていた外国人の入国を禁止したこともあわせて紹介しています。
さらに、ロイター通信は「船内でウイルスに継続的にさらされているのに、どうして検疫態勢を解除できるのか。疫学的な見地からは道理にかなっていない」とするイスラエルの専門家の談話を紹介するとともに、「日本政府の対応への批判は高まっている。安倍総理大臣にとって栄誉あるものになるはずだったオリンピック・イヤーは汚された」と伝えています。
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以下ネットの反応。
「日本政府の対応への批判は高まっている。安倍総理大臣にとって栄誉あるものになるはずだったオリンピック・イヤーは汚された」(ロイター)https://t.co/anJyrOwEGl
— 青木美希 (@aokiaoki1111) February 20, 2020
海外メディア「クルーズ船の対応疑問視」日本政府への不信感高まる
「下船前の検査で陰性でも、数日後に発症する可能性がある。なぜ公共交通機関で帰宅させた」
「なぜ検疫態勢を解除できるのか。疫学的にあり得ない」
「安倍総理の栄誉になるはずだった東京五輪は汚された」https://t.co/LhDaAYrWb7— 盛田隆二🍶Morita Ryuji (@product1954) February 20, 2020
海外のメディアから日本政府の対応に疑問が相次ぐ。そして菅官房長官は適正に対処したと反論。ポンコツが反論するほど、東京オリンピックが消えてゆくよね!
クルーズ船 下船した人たちへの対応疑問視 海外メディア | NHKニュース https://t.co/PUr05XY44n
— projim (@projimsao) February 20, 2020
新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から下船した人たちへの日本政府の対応について、海外のメディアからは疑問や懸念の声が相次いでいます。https://t.co/V7MAw5OwG5
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) February 19, 2020
このニュース、外国の心配ももっともで、日本政府は最悪のことをしている。クルーズ船は #新型ウィルス の培養器のような状態で、患者を増やし、状態を悪化させたところで、批判に耐えきれなくなって野放しにした。ここからさらに感染が拡大する可能性大。アウトブレイク❗️https://t.co/fVAqmZqFIX
— おくあき まさお (@tuigeki) February 19, 2020
クルーズ船 下船した人たちへの対応疑問視 海外メディアhttps://t.co/WBr69L6xq6
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) February 19, 2020