新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、船内の業務に携わった国の職員がウイルス検査を受けていなかった問題で、厚生労働省は22日これまでに乗船した職員を検査することを決めました。一方で、乗客にもっとも近いところで活動した医師や看護師は検査の対象から外していて、専門家は「感染する可能性は否定できず、対象を見直すべきだ」と指摘しています。
対象から外した理由について厚生労働省は「医療関係者は感染を予防する技術を習熟し、十分に対策しているから」などと説明しています。
しかし、クルーズ船ではこれまでに検疫官1人とDMATの看護師1人の感染が確認されていて、感染症対策に詳しい東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、「感染症のプロであっても感染する可能性は否定できず、医療関係者も含め検査するよう見直すべきだ」と指摘しています。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
<対象から外した理由について厚生労働省は「医療関係者は感染を予防する技術を習熟し十分に対策しているから」などと説明>
医療スタッフは最も感染の危険が高い。いくら「習熟」していても「十分」などと言えず。現場に戻れば院内感染の危険も。厚労省は思考停止状態か
— 小池晃 (@koike_akira) February 22, 2020
「医療関係者は対象外」を聞いた時「医療関係者は流石に検査しているから」だろうと思っていたのですが、「医療関係者は感染を予防する技術を習熟し十分に対策しているから」でした…。
記事の通り医療関係者は最も患者に接触しており当然感染の危険があります。唖然としますhttps://t.co/3riiW1dIt1
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) February 22, 2020
クルーズ船対応の医師や看護師は検査対象外 厚労省(NHK)https://t.co/53KAy8B3Ag
「対象から外した理由について厚生労働省は『医療関係者は感染を予防する技術を習熟し、十分に対策しているから』などと説明しています」笑い事でない深刻な話なのに、説明を読んで乾いた笑いを禁じ得なかった。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 23, 2020
そりゃ、検査してないことにすれば、
結果を言わなくていいもんね🙄— buu (@buu34) February 23, 2020
厚労省
・DMAT等の医療関係者は症状なければ検査しない方針
・対象除外理由は「医療関係者は感染予防技術を習熟し十分に対策」現実
・これまでに検疫官1人とDMATの看護師1人の感染確認
指摘
・賀来満夫特任教授「感染症のプロでも感染する可能性は否定できず」https://t.co/qE461NFWzV— 尾張おっぺけぺー (@toubennbenn) February 22, 2020
"霞が関が感染拠点になる!"と批判を浴び、厚労省職員は検査する事にしたが、医師や看護師は「感染予防技術を習熟しているから」検査対象外😩
政府判断は完全に誤りだ。厚労省職員より濃厚接触度が高い医師がDMATから各病院に戻れば、院内感染を引き起こす可能性は非常に高いhttps://t.co/LQc8XfAhE3— 盛田隆二🍶Morita Ryuji (@product1954) February 23, 2020
医師や看護師は最も近距離で診察したはず、政府は、よっぽど感染者の数を少なく見積もりたいのが見え見えだ。
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船で、船内の業務に携わった国の職員がウイルス検査を受けていなかった問題で… https://t.co/QZrUIQ72ad
— ジョンレモン (@horiris) February 23, 2020
これは…既に感染していて感染隠しの可能性が大→クルーズ船対応の医師や看護師は検査対象外 厚労省https://t.co/HwWb7k96uq医師や看護師などの資格を持つ職員や、検疫業務にあたった職員、それに、DMAT=災害派遣医療チームなどの医療関係者については、症状がなければ検査しない方針
— 建築エコノミスト森山高至 (@mori_arch_econo) February 22, 2020