新型コロナウイルスの感染を防ぐとして始まった小中学校などの休校が、長いところですでに1カ月を超えた。この間、深刻化しているのが、給食がないことによる低所得世帯への影響だ。安い値段で栄養がある昼食を保障してきた給食がないことで、ぎりぎりでやり繰りしてきた親子の暮らしが追い詰められている。
「子どもに食べさせるのが精いっぱいで、3月はほとんど自分の夕飯は食べられなかった」
東京都世田谷区で小学校低学年の長女と暮らすひとり親の女性(31)は、3月2日から始まった休校で苦境に立たされた。いまは生活保護を利用しながら就職に向けた資格取得を目指しており、家賃や光熱費を引いた月5万円ほどで生活をやりくりしている。
これまでも、1カ月間給食がなくなる夏休みには娘の昼食を家でつくる必要があり、出費が増えるため、前の月から食材を少しずつ冷凍保存するなどして備えていた。だが今回は、何も準備ができないまま突然休校になった。「他に削れるところがない」。1食増えた分、自分の夕飯を抜いた。
3月下旬に小池百合子都知事が外出自粛を呼びかけると、さらに家計は逼迫(ひっぱく)した。食料品や日用品の買い占めが起き、安い食材から売り切れていった。お米も底を突きかけ、100円で買ったレトルトのハンバーグを潰してソースを作り、パスタを食べてしのいだ。
1カ月間で、体重は4キロ減っ…
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以下ネットの反応。
どこの途上国の話よ!と思ったら、ニッポンの話だったよ。
『新型コロナウイルスの感染を防ぐとして始まった小中学校などの休校が、長いところですでに1カ月を超えた。この間、深刻化しているのが、給食がないことによる低所得世帯への影響だ』https://t.co/auLT8ETPoV
— Koji Harada (@KOJIHARADA) April 15, 2020
今日明日の食事に困っている人に米を届けたり食費として1日500円支給するなど、スピーディーにきめ細かい支援を行なっているNPOや自治体には本当に頭が下がる。
夕飯抜いて子の昼食に 給食ない1カ月、4キロやせた母:朝日新聞デジタル https://t.co/WdS9loVZ4X
— 布施祐仁 / Fuse Yujin (@yujinfuse) April 15, 2020
この悲しい記事に、「こども宅食」も取り上げていただいております!
コロナで給食がなくなったことが、ひとり親世帯を直撃しています。
食糧支援を始めとした、あらゆる支援を!
:夕飯抜いて子の昼食に 給食ない1カ月、4キロやせた母:朝日新聞デジタル https://t.co/WEioZY6gsG
— 駒崎弘樹 ( Hiroki Komazaki )@フローレンス「コロナこども緊急支援プロジェクト」 (@Hiroki_Komazaki) April 15, 2020
チャウシェスク夫妻、この現実を見よ!→夕飯抜いて子の昼食に 給食ない1カ月、4キロやせた母:朝日新聞デジタル https://t.co/blhTg2hItL
— 山川健一 (@Yamakawakenichi) April 15, 2020
国民に腹一杯食べさせることもできずに、なにが政治家センセだよ?!💢
夕飯抜いて子の昼食に 給食ない1カ月、4キロやせた母:朝日新聞デジタル https://t.co/EorwQV9ALt
— Hiromi1961 (@Hiromi19611) April 15, 2020
夕飯抜いて子の昼食に 給食ない1カ月、4キロやせた母https://t.co/2OYIlxf5N3
小中学校などの休校が、長いところですでに1カ月を超えました。この間、深刻化しているのが、給食がないことによる低所得世帯への影響です。親子の暮らしが追い詰められています。#新型コロナウイルス pic.twitter.com/nJ9TxbRR3k
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) April 15, 2020