松尾邦弘元検事総長ら検察OBが15日、法務省に対し、検察官の定年延長を可能とする検察庁法改正案に反対する意見書を提出することが14日、分かった。意見書には、ロッキード事件の捜査に従事した元検事ら十数人が賛同する。
「検察の独立性がゆがめられる」と強い批判を浴びる法案を巡る動きは、検察OBらも反対の姿勢を示すことで異例の事態に発展する見通しとなった。
松尾氏は1968年に任官。東京地検特捜部に在籍し、ロッキード事件の捜査に当たった。2004年に検事総長に就任。裁判員裁判制度の準備など司法制度改革に尽力したほか、ライブドア事件などの大型経済事件を指揮した。
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以下ネットの反応。
ついに、元検事総長を含む検察OBが…!
検察人事への官邸の介入は、検察の独立性を歪める。行政権力の監視機能をそぎ落とすとともに、国策捜査の危険もはらむ。そのように見られるというだけで大問題。
法務省は、検討し直すべきだ。#検察庁法改正の強行採決に反対しますhttps://t.co/zIA4n36wux— 山添 拓 (@pioneertaku84) May 14, 2020
遂に検察OBが検察庁法改悪案反対へと動き始めました。松尾邦弘元検事総長らを筆頭に、反対意見書が提出されるようです。法の支配を守る為に、何としても安倍政権の魔の手を遠ざけなければなりません。#検察庁法改正の強行採決に反対します https://t.co/nypMmS2eur
— 異邦人 (@Narodovlastiye) May 14, 2020
私が現職検事のときのトップが、この松尾邦弘検事総長でした。明日の声明に期待。https://t.co/InSqqFm25b#検察庁法改正に抗議します
— 山尾しおり (@ShioriYamao) May 14, 2020
この声も重い。
Twitterハッシュタグから広がった声、業界を問わずに見直しを求める声、今度は元検事総長と検察OBが意見書。
それでも政府与党は進めるのでしょうか。#検察庁法改正案に抗議します元検事総長らが定年延長に反対 法務省に意見書提出へ |https://t.co/0zXTu0pp6Y
— 蓮 舫 ・ 立 憲 民 主 党 ( り っ け ん ) (@renho_sha) May 14, 2020
検察OBもそろって反対。一体、検察内部で誰が延長を求めているのだろう?#検察庁法改正の強行採決に反対しますhttps://t.co/qFu8vephYG
— 三浦英之 「日報隠蔽」文庫化 (@miura_hideyuki) May 14, 2020
検察組織の中で、法治国家の基盤としてご尽力してきた方々も声を上げています。時の権力と緊張関係を持ってきた方々すら、いま勇気をもって反対の声を上げています。この法案し明確に間違っています。
定年延長に反対 法務省に意見書提出へ | 2020/5/14 - 共同通信 https://t.co/TGb8JaEXX2— 枝野幸男 りっけん 立憲民主党 (@edanoyukio0531) May 14, 2020
追い詰められているのは安倍政権、という構図になりつつある。
元検事総長らが反対意見書 定年延長、法務省に提出へ:日本経済新聞
#検察庁法改正の強行採決に反対しますhttps://t.co/hIpKJ9tOTd— 肉球新党「猫の生活が第一」 (@cat_pad299) May 14, 2020