看護師などのことしの夏のボーナスを去年よりも引き下げた医療機関が、およそ3割に上ることが分かりました。調査を行った労働組合は、「新型コロナウイルスに感染する危険を感じながら使命感で働いている医療従事者の退職が増えるおそれがある」と指摘しています。
このうち、東京女子医科大学病院の労働組合によりますと、経営悪化を理由にことしの夏のボーナスは全額カットとなり、退職の意向を示している看護師が数百人規模にのぼるということです。
これについて、東京女子医科大学病院は「回答を控える」としています。
日本医療労働組合連合会は「多くの医療従事者が新型コロナウイルスに感染する危険を感じながら使命感で働いている。経営難が続けば冬にはさらに多くの医療機関でボーナスが引き下げられる可能性があり、退職する人が増えるおそれがあるため対策が必要だ」としています。
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以下ネットの反応。
コロナ禍で最も奮闘しているのは医療従事者であり、寧ろ手当の増額こそ行われて然るべき所、経営悪化でボーナスカットが全体の3割という異常事態。しかし、政府はブルーインパルスを飛ばして自己満足し、今は感染拡大を招く「GoTo」に邁進している。予算は医療機関に回せ。 https://t.co/VFa9FaQvDy
— 異邦人 (@Narodovlastiye) July 12, 2020
医療機関の3割で夏のボーナス引き下げ 。国会で何度も求めてきましたが、病院への減収補填をしないと医療崩壊につながります。 https://t.co/W5VNVdWonT
— 宮本徹 (@miyamototooru) July 12, 2020
政府は「医療従事者に敬意と感謝を」と言うのであれば、コロナの影響で減収となっている病院への経済的支援こそ先ずやるべきだろう。こんな理不尽な状況を放置してはならない。
医療機関の3割で夏のボーナス引き下げ 退職者増えるおそれも | NHKニュース https://t.co/zZG21vfTPO
— 布施祐仁 @『日報隠蔽』(集英社文庫)4/17発売 (@yujinfuse) July 12, 2020
医療従事者に感謝をとブルーインパルスを飛ばす国が医療機関の経営をこれほど疲弊させてどうするつもりだ。第2波が始まってるのに。
医療従事者から「私たちも自分の身体が心配。やってられない」との声が上がってる。「口先の感謝」より「お金で感謝」だ😡— 俵 才記 (@nogutiya) July 13, 2020
もうすでに多くの病院で退職希望者が増えてて、3日前はとうとうストライキまで起きてる状況
まだ退職希望を公言してなくても、真剣に検討している人はもっと多いはず
少なくてもボーナス不足分の補償くらいはしてくれないと、退職希望者もストライキも増えるでしょうねhttps://t.co/6hgQ7y8tqD
— はっしー📖ナースのメモ帳 (@nurse84_memo) July 13, 2020
これでは〝経済的医療崩壊〟になる。
「コロナ対応・非コロナ対応の医療機関に損失補償を」という多くの医療関係者の声に背き、補償を拒否し、支援も対象・額・スピードともにきわめて不十分。
「医療従事者への感謝」を口にするなら、ただちに「損失補償を行う」と約束し、実行せよ! https://t.co/eENYTApVt6— 志位和夫 (@shiikazuo) July 12, 2020
ブルーインパルス飛ばさなくっていいからお金を出してよ。災害復旧もボランティアに頼らずお金を出してよ。これだけ毎年災害があるんだから予算組んでないのおかしいでしょう。 https://t.co/mwBrnIzKIS
— 中沢けい (@kei_nakazawa) July 12, 2020