正しい選択だったのか――。新型コロナウイルス禍の中、パラスポーツ界の先陣を切って日本パラ陸上競技選手権(埼玉・熊谷)が5、6日に行われた。来夏に延期された東京パラリンピックに向け明るい兆しが見えた一方で、1枚の紙に書かれた“あるひと言”が波紋を呼んでいる。
ただ、プラスの面ばかりではない。パラ陸連側が選手とスタッフに提出を求めた同意書を巡り、各方面から疑問の声が上がっているのだ。同意書には「参加者のコロナウイルス感染について一切責任を負わないことについて同意した上で、大会に参加します」(一部省略)と記載されていたことから、ある選手は「もし何かあったときに責任を負えないっていうのはねえ」と苦笑い。別のパラ競技団体の幹部も「会場で感染させないのはもちろん、他の部分でも感染させないようにするというのがうちの考え。選手には寄り添っていないですよね。同意書を書くことで感染が広まらないということはないと思う」と苦言を呈した。
この件について、三井利仁理事長(56)は「そのくらい真剣に僕らがやっていますよってこと。みなさんをおとしめるってことではない。そこは大会を主催する側として、決して逃げているわけではないし、参加する人に君たちの責任だよって言っているわけではない」と説明。今大会で出た反省点は、今後に生かしていく方針を示した。
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以下ネットの反応。
これはひどい。
↓
「コロナ感染の責任一切負いません」パラ陸連の同意書に波紋 https://t.co/bYwNBoSDeS— Hironobu SUZUKI (@HironobuSUZUKI) September 8, 2020
これは驚き。パラ陸連の役員たちは自己保身と責任逃れのことしか考えていないと批判されても反論できまい。選手に寄り添う精神があれば、こんな文言は盛り込むまい。アスリートファーストはどこに行った。
【「コロナ感染の責任一切負いません」パラ陸連の同意書に波紋】 https://t.co/rwmEhSCZl9— m TAKANO (@mt3678mt) September 8, 2020
同意書の「参加者のコロナウイルス感染について一切責任を負わないことについて同意した上で、大会に参加します」をどう読めば「そのくらい真剣に僕らがやっていますよってこと(中略)参加する人に君たちの責任だよって言っているわけではない」と解釈できるんですか。https://t.co/hKU476pPMz
— ネコには都合が多い (@TryToFollowMe) September 8, 2020
理事長なにいっているかわかんね。
dメニューニュース:「コロナ感染の責任一切負いません」パラ陸連の同意書に波紋(東スポWeb) https://t.co/UYXmrVdHY3
— サイトウさんጿኈ ቼ ዽ ጿ (@ritzberry) September 8, 2020
同意書提出を求めたことについて日本パラ陸上競技連盟の三井利仁理事長は「そのくらい真剣に僕らがやっていますよってこと」と。
ごめん、ちょっと意味がわからない…https://t.co/kdm3FqGqLn
— 岩田浩一 (@nucodaisuki) September 8, 2020
「そのくらい真剣に僕らがやっていますよってこと」??
何を?
責任逃れの言い訳を正当化すること??
意味わからん>「コロナ感染の責任一切負いません」パラ陸連の同意書に波紋 https://t.co/DjcIxX3Yov— 播磨堂 (@curator_harima) September 8, 2020