同オンラインによると、4人がいずれも総務相や総務副大臣だった2017年11月~20年9月にかけてNTTの澤田純社長らが接待していたという。野田、高市両氏については2回接待が行われたとしている。
「大臣規範」では、大臣や副大臣、政務官を対象に、関係業者から接待や贈り物を受けることなどを「国民の疑惑を招くような行為」として禁じている。
報道を受け、高市氏は自身のホームページでNTT側との会食は認めたうえで「私は、『接待』は受けていない旨、取材者に対して、明確に文書で回答しました。当方の支払の領収証や当該店舗の料理代金が分かる資料も添付して送付しました」と反論。「先方から、総務省の認可権に係る頼み事の話題が出たことは皆無」ともつづった。野田氏は、日程の都合で取材に応じられないとした。
その問題点について、元東京地検特捜部検事の若狭勝弁護士が語る。
「政務三役として職務権限を持つ者が接待を受け、その席で職務権限に絡む話が出ていれば、何も請託(お願い事)がなくても単純収賄罪に該当する可能性があります。例えば、携帯料金の値下げという懸案がある中で『どうなんですか?』と聞かれた大臣や副大臣が『こういう形になりそうだ』という会話をするだけで、実際に機密を教えたり行政を歪めたりしなくとも、単純収賄の構成要件を満たす。告発されれば捜査が始まりますが、起訴されるかどうかは接待の回数や金額によって決まります」
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以下ネットの反応。
●総務大臣在任中に接待を受けていたのは野田聖子衆院議員と高市早苗衆院議員。野田氏は、2017年11月22日に立川敬二NTTドコモ元社長らから、2018年3月29日に村尾和俊NTT西日本社長(当時)らから接待を受けていた
どうせ誤魔化して逃げるんだろうが、普通に議員辞職だろこれ https://t.co/DDs6oXJJfh
— 木村知 (@kimuratomo) March 10, 2021
週刊文春の取材により、ボロボロと発覚していく民間企業の接待は官僚から政治家へと拡大。そしてこの2人も。
総務大臣在任中に接待を受けていたのは野田聖子衆院議員と高市早苗衆院議員。https://t.co/RO7QfLiPqM
— 清水 潔 (@NOSUKE0607) March 10, 2021
参院予算委員会、武田総務大臣がNTTの接待を受けていた可能性が浮上しストップ。「国民が疑念を抱くような会食はありません」「大臣規範に抵触するような会食はありません」ーー谷脇氏ら官僚が口にし、その後虚偽と判明した言い分をなぞるような答弁。
これでは総務省内の調査などできるはずがない!— 山添 拓 (@pioneertaku84) March 10, 2021
電波止めることも考える、といってた人がこれだよ。https://t.co/Z0LKJftw0M
— 室井佑月 (@YuzukiMuroi) March 10, 2021
今週の文春報道が判明し、歴代総務大臣がNTTから接待を受けていた疑惑が浮上。
参議院予算委員会で立憲の白眞勲議員から「あなたも接待を受けたのか?」と質問された武田総務大臣が答弁拒否をしたため、予算委員会はそのまま散会。明日仕切り直しに。
やっぱり犯人が犯人の調査してた!
— Dr.ナイフ (@knife900) March 10, 2021
(会見で)武田総務相、NTTからの接待はあったかと問われ、「国民に疑念を抱くような会食に応じたことはない」と繰り返すだけで、質問に答えず。
これはダメでしょう。当初、まったく同じ答弁をしていた谷脇前審議官は、正反対のことをしていたわけですから。総務相はきちんと答えるべきです。— 志位和夫 (@shiikazuo) March 10, 2021
白眞勲議員
総務大臣はNTTから接待を受けたことはありますか武田総務大臣
個別の案件についてお答えを差し控えさせて頂きたい白議員
会食した事実自体があるかどうか大臣
国民に疑念を抱くような会食・会合に応じたことは一切ございません山本委員長
一旦休憩を致します(休憩のまま散会) pic.twitter.com/hEnnOUYPjo
— 立憲民主党 国会情報+災害対策 (@cdp_kokkai) March 10, 2021