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http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271750
今回の安保法案は、単なる外交・安全保障政策上の一法案ではない。これが通ってしまったことにより、日本の民主主義と立憲主義が蹂躙されてしまったのだ――。法案の「可決・成立」直後に、野党による暫定政権の樹立を目指す「国民連合政府」構想を提唱した日本共産党をはじめ、国民の間からはこのような声が上がり始めた。
そのような中で、腰が座らないのが最大野党の民主党である。岡田克也代表は9月25日に共産党の志位和夫委員長と会談したものの、党内、とりわけ「右派」と呼ばれる前原誠司議員や細野豪志議員、金子洋一議員、長島昭久議員らからは、共産党に対する強い拒否反応が表明されている。それもかなり早い段階で、明確かつ強い姿勢で。それに対して、リベラル左派からは目立った発言はほとんど聞かれなかった。
民主党の右派は少数でも声が大きいと言われる。そうはいっても、民主党は実際の所、野党共闘に後ろ向きなのではないのか――。そのような見方が強まる中、党内のリベラル・左派から声が遅まきながら上がり始めた。かつて社民党・未来の党に所属し、現在は民主党で活動する阿部知子衆議院議員が、自身のTwitterで、共産党の提案を前向きに検討すべきだと主張したのである。
阿部議員の提案は画期的だ。来年夏の参院選で、政府・与党によって踏みつけにされた民主主義と立憲主義の回復を旗頭に、比例枠に「立憲民主党」という「届出団体」を作る。民主党員でも共産党員でも無所属でも、比例ではこの「立憲民主党」から出るような体制にすればよい、というのである。
阿部議員は、具体的には、「学者の会」の大学人が「立憲民主党」から立候補し、それをSEALDs(シールズ)が応援するような流れを作りたいのだという。
「業界団体の人で、例えば日歯連は業界の票を持っているので、比例区では上に行ってしまう。でも、それを上回る国民の票、国民が立憲主義は私たちのものだという思いで、例えばSEALDsが学者の先生を立てて日本中で運動するとか、そういったことを私は期待しているんです」
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151023 【イントロ】岩上安身による民主党・阿部知子衆院議員インタビュー
安倍政権が破壊した「立憲主義と民主主義」を取り戻す。そんな当たり前の主張をしてくれる議員が民主党にもいました。
あべともこ議員の考えに賛同する方はどんどん応援して、あべともこ議員の声を大きくしていきましょう。そして、アホみたいに黙ってしまっている民主党内のリベラル左派のケツを蹴り上げて声を出させましょう。