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http://mainichi.jp/select/news/20151024k0000m040061000c.html
有識者の団体「安全保障関連法に反対する学者の会」が開催を計画しているシンポジウムについて、立教大が施設を会場として貸すことを断っていたことが分かった。大学は「純粋な学術内容でない」ことを判断理由の一つとしている。
立教大の教職員らでつくる「安全保障関連法に反対する立教人の会」が、学者の会の依頼を受け、10月2日、シンポジウムの会場として講堂を使用することを立教大総長室に打診した。立教人の会によると、9日、総長室から「会合自体は学術的だが、主催団体の活動からみて政治的な意味を持ちうる」として使用を認めない方針が伝えられた。
立教大広報課は毎日新聞の取材に、使用を認めない理由として「政治的な意味」を挙げたかどうかは確認できないとしたうえで「施設は学外に貸し出さないのが原則で、総合的に判断した。理由は個別的には明らかにしていないが、純粋な学術内容ではないことも判断理由の一つ」と答えた。
立教人の会の奥村隆事務局長は「学問や言論の自由を守るべき機関が自らの足元を崩すことになるのではと懸念している」と話している。
151025 学者と学生によるシンポジウム「岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義――大学人の使命と責任を問い直す」
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以下ネットの反応。
自由の学府じゃなかったのかよぉ…→立教大:安保法シンポ開催拒否「純粋な学術内容でない」 - 毎日新聞 https://t.co/qHd2DVZyB7
— アヤリンピック(あやちゅーん)@1号車 (@ayatune) 2015, 10月 24
立教大:安保法シンポ開催拒否「純粋な学術内容でない」
https://t.co/JHzSYYXE7M
大学側の弁明が首尾一貫していない。総長室は学術的だが政治的なのでダメ、広報課は政治的というより学術的でないからだめ。学外には貸し出さない(明らかに事実でない)という。
— Norichika Horie (@NorichikaHorie) 2015, 10月 24
こりゃ凄い。
護憲改憲の垣根を越えて、長年学術で食ってきた学者揃いの会と、哲学やら政治学やら経済学やらの学術書を旺盛に読み込んでる学生達のシンポが学術的ではないってよ。
立教大:安保法シンポ開催拒否「純粋な学術内容でない」 - https://t.co/bQ3y65jnFY
— ダダ・デヴァラ (@PTNLSMdada) 2015, 10月 24
立教大:安保法シンポ開催拒否「純粋な学術内容でない」 - 毎日新聞 https://t.co/wYGgaLTiJy
放送大学の件に続き、ここでもまた「自粛」の動き。何故大学が自ら学問の自由を奪うような真似をするのか理解に苦しみます。現政権への忖度もここまで来ると病気でしょう。
— 悟り姫@オトメイズム (@satori_hime1) 2015, 10月 23
あ?立教大…何がどうした?「学問の自由」と「大学の独立」を自ら放棄した模様。「政治的」という実に曖昧な日本語による「政治的」判断。「学術的」判断とはほど遠い⇒定義は?立教大:安保法シンポ開催拒否「純粋な学術内容でない」 - 毎日新聞 https://t.co/6QShwi67aj
— 工藤 寛之 (@HiroyukiKudo1) 2015, 10月 23
本日の安保法シンポ「岐路に立つ日本の立憲主義・民主主義・平和主義」の会場を立教大学が「政治的」だとして会場使用を拒否。樋口陽一氏や小林節氏が基調報告。長谷部恭男や中野晃一らが登壇予定。会場は法政大学に変更されたが、大学のアベ化が進む。https://t.co/2uiMYi4vwh
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2015, 10月 24
立教大学は、自らを「自由の学府」と呼ぶという。だが、時の権力の意向を忖度する卑屈な精神の大学に「自由の学府」の看板を掲げる資格はない。立教は自ら建学の精神を捨てた。
【安保法シンポ、立教大が会場許可せず 学者の会が計画】朝日新聞 https://t.co/4wW1gGiTs6
— m TAKANO (@mt3678mt) 2015, 10月 24
安保法シンポ、立教大が会場許可せず 学者の会が計画:朝日新聞デジタル
また自粛ですか。そうやって権力者をつけあがらせているうちに誰もが政府批判を恐れるようになり、モノを云わなくなった。それが私の戦前の記憶です。
https://t.co/KsUjnLUZ3D
— KAZUKO (@PeriKazuko) 2015, 10月 23
世の中「自粛」の嵐。そうして戦争へ突っ込んでいった過去の反省など、もう大学人たちも忘れてしまったか。→安保法シンポ、立教大が会場許可せず 学者の会が計画:朝日新聞デジタル https://t.co/68BSq8NWfW
— 鈴木 耕 (@kou_1970) 2015, 10月 23
安保法シンポ、立教大が会場許可せず 学者の会が計画:朝日新聞デジタル https://t.co/c24TMWTvx4 これ、立教だけじゃなくてほかにも複数の大学がNG出してるのかも。でないとわざわざ法政にしないでしょう。
— 闇のしばき隊 (@kdxn) 2015, 10月 23
放送大学の件含め、あからさまな介入ではなく「事なかれ」と「自己規律」の結果のようにみえるけれども、それが強権力と組み合わさるのは最悪-安保法シンポ、立教大が会場許可せず 学者の会が計画:朝日新聞デジタル https://t.co/gW5oZSekwA
— YOSHIDA Toru 吉田徹 (@yoshidatoru) 2015, 10月 23
安保法シンポ、立教大が会場許可せず 学者の会が計画:朝日新聞デジタル https://t.co/6nUpmFZjL7
「自由の学府」という大学の理念が問われる事態。「立教人の会」関係者のコメントも出ています。この件については、本日の東京新聞特報面にも記事が掲載されています。
— 稲葉剛 (@inabatsuyoshi) 2015, 10月 23
「純粋な学術的内容ではない」として大学施設が使えないとすると、「何をもって純粋に学術的内容とするのか」は誰が決めるのかしら。そこの恣意性はかなり怖い。
安保法シンポ、立教大が会場許可せず 学者の会が計画:朝日新聞デジタル https://t.co/RO9UKYpStt
— SHIMIZU Akiko(清水晶子) (@akishmz) 2015, 10月 23
「学術的な内容ではない」なんて言い始めたら何にでもこじつけられます。大学って言うのはそういったことをできるだけ言わないように、自由で闊達な議論が行われる場でなければならないはずです。異なる意見でも話し合える民主主義の土台でなくてはならないはずです。
それがこともあろうに東京6大学の一つでもあり、全国的に知名度も高く、他の大学の模範たるべき立教大で「自粛」「委縮」「おもねり」とも取られないような措置がなされたことは、非常にムカつきます。昨日のニュース23でも立教の学生さんが疑問を呈していました。