6人組ボーカルグループ「INSPi」のメンバーで、リードボーカルの奥村伸二(35)が顔面右側に有棘細胞がんを発病し、切除手術を行なっていたことが明らかになりました。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/06/09/kiji/K20150609010510530.html
6人組ボーカルグループ「INSPi」のメンバーで、リードボーカルの奥村伸二(35)が顔面右側に有棘細胞がんを発病し、先日切除手術を行なったことが9日、明らかになった。メンバーの公式ブログで発表されたもので、現在はすでに退院しているという。「INSPiより大切なお知らせ」とエントリーされた記事で、「奥村伸二は、顔面右側に有棘細胞がんを発病し、先日切除手術を行いました。幸い転移はなく、患部をすべて摘出することが出来、現在は無事退院しています。伸二はしばらくの間、治療に専念するため休養させていただきます」とファンに報告された。
奥村のコメントもブログ上で発表され、「突然の報告で驚かせてしまって、ごめんなさい。病気が発覚した時はとても不安だったのですが、無事手術も成功し、一先ず身体から悪いものはすっかりと無くなったのでホッとしています。引き続き皆様にはご心配をおかけしますが、しっかりと療養をして、再び元気な姿で皆様にお目にかかれるよう、まずは治療に専念しようと思っています」と療養生活に入ることを報告。「必ずステージに戻りますので、どうぞ待っていて下さいね」としている。
「INSPi」は6人組のアカペラによるボーカルグループで、大阪大学のアカペラサークルが原型。1998年にグループ名を現在の「INSPi」に改名。フジテレビ「力の限りゴーゴゴー!!」のコーナー「ハモネプ」出演をきっかけに01年にデビュー。長渕剛(58)ら多くの歌手のCDやライブにコーラスとして参加している。
有棘細胞がんとは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A3%98%E7%B4%B0%E8%83%9E%E7%99%8C
有棘細胞癌(ゆうきょくさいぼうがん、squamous cell carcinoma; SCC)は皮膚癌の一つである。表皮細胞(理論的には、増殖能力を失った細胞である有棘細胞ではなく、表皮の幹細胞である基底細胞)から発生する。
不整形の腫瘤を徐々に形成するが、潰瘍化すると特有の悪臭を放つ。基底膜を破壊しリンパ行性転移を起こしやすい。
原因
紫外線
慢性放射線皮膚炎
色素性乾皮症
尋常性狼瘡:結核性皮膚感染症である皮膚結核の一つ。
光線角化症
ボーエン病
瘢痕特に熱傷瘢痕 可能性としては底部に骨がある頭部や摩擦し易い四肢末端の切断端などである。治療
転移を認めなければ手術によって切除するのが第一選択となる。所属リンパ節転移を認める場合は郭清術も施行する。血行性転移を起こした場合には放射線療法や化学療法が適応となる。ペプロマイシンや、シスプラチンとアドリアマイシンを併用したCA療法が有効である。米国では化学薬品を使ったMoh's surgeryも行われる。
予後
リンパ節転移も遠隔転移も認められなければ5年生存率は85%以上と予後良好で、所属リンパ節転移があっても65%程度であるが、遠隔転移を認める場合は10%程度と予後不良となる。
有棘細胞がんは皮膚がんの一種です。皮膚がんは日本人には少ないと言われてきましたが年々増えているがんでもあります。
本人は手術を終えてひとまず安心と言ってますが、がん細胞というのは毎日体の中で数千個はできているものです。それでも、健康な人のがん細胞が増殖しないのは”免疫”がしっかりと働いているからです。
「切って終わり」ではなく、これからの生活が大切になります。
初めて「INSPi(インスピ)」というグループの存在を知り、歌を聞いてみましたがなかなかイイですね。