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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46125
各地で廃墟と化した工業団地や商業施設、上海株の大暴落、人民元の対ドル相場切り下げ……。中国経済の大失速が顕在化し、「チャイナリスク」の恐怖が叫ばれるなか、10月19日、中国国家統計局によってある重要な数値が発表された。
7-9月期のGDP統計だ。
そんななか、打ち出された数値は、前年同期比6・9%増。
だが、はっきり言って、この6・9%増という数字は、まったくのデタラメ。「真っ赤なウソ」である。
まず、GDPの成長率と負の相関関係があるとされているのが、失業率だ。つまり経済成長すれば、失業率は減る。これは経済学の世界では、オーカンの法則として知られている。
中国が発表した今年3月の失業率は4・05%。前年同期の4・08%をやや下回る程度だった。GDP7%増という経済成長を遂げているならば、失業率はもっと劇的に下がっているはずだが、そうはなっていない。
中国にも、「まともな統計」としてある程度信用できる指標がある。貨物輸送量、電力消費量、銀行融資残高の3つだ。
その根拠は、内部告発支援サイト「ウィキリークス」が、'07年に公開した李克強首相の発言。李氏は遼寧省党委書記を務めていた当時、「中国のGDP統計は人為的であるため信頼できない。経済評価の際に重視するのは、貨物輸送量、電力消費、銀行融資だ」とはっきりと語っている。
「李克強指数」といわれるこれら3つの指標を正しいとして、GDP統計を算出した調査結果がある。それによれば、'15年のGDP成長率は2・8%。中国が発表した6・9%増の半分以下だ。
中国のGDP統計を算出する上で、「李克強指数」以上に信頼できる指標がある。
それは、輸入統計だ。中国の輸入は相手国から見れば輸出にあたり、その値は各国が公式に発表しているのだから、輸入統計は誤魔化すことができない。
中国の今年1~9月の輸入総額は、前年比15%も減少している。輸入が前年比10%以上も減少しているときに、GDPがプラス成長ということはまずあり得ない。絶対に、と言ってもいい。
そう言い切れる理由は、10ヵ国以上の世界の先進国の輸入の伸び率とGDP成長率が、確かな正の相関関係にあることがわかっているからだ。
ではそこに、マイナス15%という中国の輸入伸び率を当てはめるとどうなるか。導き出されたGDP成長率は、驚くべき数値になった。
「マイナス3%成長」
当然、日本にも多大な影響がある。リーマン・ショック直後、'08年10-12月期のアメリカのGDP成長率はマイナス5・4%。これに対し日本は、実にマイナス10・2%という大幅な落ち込みとなった。
「中国ショック」が起きれば、アメリカよりも震源地が近いだけに、影響はリーマン・ショック以上になるはずだ。
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以下ネットの反応。
これもトレーダーN氏が言ってた通りだ。投資家筋には自明で、それを利用した取引でチャンバラが起きてるのが現状だとか RT 衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった https://t.co/aTpON3Xlxv
— Masayuki Isobe (@chiral) 2015, 11月 2
旧ソのゴルバチョフのような真面目な指導者が出てきたら一気に終わるかもしれない :衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった https://t.co/5YIxxu0ZBN
— Okamoto S (@so_kamoto) 2015, 11月 2
衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった
かつてのソ連がそうであったように、社会主義国では、メンツが重視される。そのため、統計数字の割り増しは日常茶飯事。
https://t.co/wXihPxijJX
— 和尚様 (@osyou0111) 2015, 11月 1
衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった https://t.co/sMIzCLP719 いろいろものさしかえてみたら、まいなすさんぱーせんと、あまりにみっともないおはなしで…
— てきとう@ (@tekitou2008) 2015, 11月 1
プラスマイナス3%の幅のどこかなのでしょうね。真ん中を取ればゼロ成長だけどw / “衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった 「チャイナリスク」に備えよ | ドクターZは知っている | 現代ビジ…” https://t.co/ixsfWUSvbg
— Baatarism/ちゃんぷるー (@baatarism) 2015, 11月 1
そろそろ引き金引く時も近そう。
あらゆる五感をフル活用して自己防衛が必要。
https://t.co/OjujJV9zG5
— 向井です。 (@UKORN1025) 2015, 10月 31
チャイナショックに備えろ‼️と言っても日本への影響はデカイだろうからね
衝撃データ入手!大嘘つき中国のGDP6.9%増「本当はマイナス3%」だった https://t.co/HZu5T4oZCg
— ワッキー (@waki_waki_01) 2015, 10月 31
<人のふり見て… 日本も同じ>
【大嘘つき中国のGDP6.9%増… 本当はマイナス3%】
https://t.co/vYHyHfCoYg
【日銀も「物価指数」すり替え画策】
https://t.co/9lkoXPa2zN
@iwakamiyasumi @tim1134
— 斉羽 (@bianconoce) 2015, 11月 2
中国経済の大減速を一般市民にも隠せなくなった時に、チャイナショックが起こると思います。我々はそれに備えなければなりませんし、日本の場合は消費税なんて上げたらそれこそ終わりですね。