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http://www.france10.tv/international/3884/
オランド政権がイラク&シリア領土内のイスラム国・空爆に荷担したことについて、首相経験者や政党党首、国民議会議員(下院議員)、欧州議会議員などから反対の声が続続と上がっている。理由は大別して3つある。
(1)軍事介入によってフランスを狙ったテロの危険性が増す
ドミニク=ドヴィルパン元首相は9月29日にRTL(フランス国営ラジオ)の番組に出演して、
「空爆にフランスが参加することでわたしたちはますます危険にさらされることになる。これは明白な事実だ。空爆によって世界各地に散らばるテロリストをわが国に呼び込むことになる」
(2)空爆は問題を解決しない
ドミニク=ドヴィルパン元首相はさらに「軍事介入はテロリズムを育成・醸成する」と指摘した上で、「この種の空爆や軍事介入によって、テロリスト集団の除去という私たちが期待する結果はもたらされないと、我々は過去の経験から知っている。50-60年の経験から、いやここ10年の経験だけでも、軍事介入はテロを根絶するのでなく、テロの土壌をつくってしまうのは明らかだ」と付け加えた。
Dominique de Villepin: "Nous ne pouvons pas gagner la guerre contre le terrorisme".- CSOJ 26/09/14
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以下ネットの反応。
ありゃりゃ?フランスはシリア空爆に反対してたんですよね?https://t.co/y23NyvtnPsんで今はコレ→大規模空爆https://t.co/93eb4DUnkV
— まりあ (@naovanilla3) 2015, 11月 17
テロリストは死ぬべきだが、空爆や軍事介入を決定した政治家、それを支持した人達、それで利益を得た軍需企業の罪もまた重い。関係ない市民が殺されるのは理不尽すぎる。
---フランス保守派から左派までがイスラム国・空爆に反対する3つの理由 https://t.co/bJYEuhdrWE
— Keiji Sato (@madk1999) 2015, 11月 15
フランス保守派から左派までがイスラム国・空爆に反対する3つの理由←この冷静さが、今、この状況でどう動くのか、注視。ブッシュ政権のアメリカとは違うはずだが。翻って日本のネトウヨ首相は劣化版ブッシュ。 https://t.co/PdEyezXm9u
— 町村泰貴 (@matimura) 2015, 11月 15
対テロといいながらテロが起こりやすい状況を作りだしているフランス
フランス保守派から左派までがイスラム国・空爆に反対する3つの理由 https://t.co/XCgiyRY0fu @@france10tvさんから
— まやねーず (@mayanezuworld) 2015, 11月 15
フランス保守派から左派までがイスラム国・空爆に反対する3つの理由 https://t.co/Pbi0AyXE4i @@france10tvさんから
NATOも?ですが・・・言われてることは正解ですね!!戦争首謀者とは一味違う。
— mitsuko osakabe (@nekonomeiyuu) 2015, 11月 15
アメリカ追従一辺倒の今の日本こそが意識すべき明白なこと/日本を危険に晒さないために https://t.co/zoYnGBYhlo
— 釘町彰 akira kugimachi (@atak010) 2015, 11月 14
<パリ同時多発テロ事件について>
イスラム国空爆の折に、反対派が空爆により、
テロの危険性が増すと警告してきた。
その警句が現実のものになった。
以下の記事参照
フランス保守派から左派までがイスラム国・空爆に反対する3つの理由 https://t.co/UvEU1wCNWH
— 日仏共同テレビ局France10及川健二 (@esperanto2600) 2015, 11月 14
警告する人は9.11後の世界を見ていれば当然起こるべきことを言っていて、結果として当然のこと(テロ)が起こってしまったということです。ですから、空爆を行ったオランド大統領の責任は限りなく重いことになります。
そして、これはどこかの国にも当てはまりますよね。過去の過ちから当然帰結すべきであろう事柄を警告する人が多数いるのに、それを振り切って突き進む奴らがいます。そして、突き進めば当然の結果(戦争)が待ち受けています。