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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201512/CK2015121302000117.html
米上院共和党リーダーのマコネル院内総務が十一日、環太平洋連携協定(TPP)の批准に向けた米議会の承認の審議を二〇一六年十一月の大統領選挙前に開始しない方針を明らかにしたことで、TPP発効の先行きが急速に見通せなくなってきた。
大統領選では、上院の三分の一の議席と下院のすべての議席の改選も同時に行われる。議員にとっては支持者離れを招きかねないTPPのような利害が対立する法案で、賛否を表明したくないとの機運が高まっている。
民主党で支持率トップの最有力候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)はTPPに対して「中間層の給料を上げる協定ではない」と反対を表明。共和党支持率トップの不動産王ドナルド・トランプ氏(69)も「現政権の無能さは理解不能。TPPはひどい内容」と酷評するなど、次期政権まで先送りしたとしてもTPPの批准が順調に進むとはいえないのが現状だ。
http://mainichi.jp/articles/20151212/k00/00e/020/223000c
しかし、マコネル氏と並ぶ共和党の中心人物、ハッチ上院財政委員長も、知的財産分野のバイオ医薬品のデータ保護期間をめぐり、米国が主張した「12年」より短い「8年」で合意したことに強い不満を表明。米政府に再交渉を求めるなど慎重姿勢に転じている。
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以下ネットの反応。
ほらほらほらほら、アメリカがこういう動きになってるんだから、日本の議論も慌てて進める必要ないのに。次期政権が決まってもどうなるかわからないんだし>米共和党トップ、TPP承認は「大統領選後」の見方示す:朝日新聞デジタル https://t.co/uNn5ALZxI9
— 丹治吉順 aka 朝P (@tanji_y) 2015, 12月 12
こんなことに期待せざるを得ない。いかに日本政府が国益を損なおうとしているか。 https://t.co/S6Qc0s5om4
— 神垣 忠幸 (@tatta50ka) 2015, 12月 13
アメリカでも先行きはわからないTPPがさも決まったかのように、予算の分取り合戦をする日本の政治家。いや、官僚かな。
日本の安心安全を、そんなに壊したいのかね。
―米議会重鎮“審議を大統領選後に” TPP承認、2017年以降か
https://t.co/XQkYAXDK5J
— ルドルフ (@degdegree) 2015, 12月 12
なんか日本ではもう終わってしまった話のようになっているTPPですが、実はまだ何も決まっていないようです。「TPP大筋合意」という話も言っているのは日本だけで、TPPがさも合意したかのようにみせかけて、国内の法整備をしてしまうのが目的だそうです。
【識者の提言】「TPP合意シタシタ詐欺」に騙されるな!さらに今日(10/9)ウィキリークスから「知的財産」分野の最終版テキストがリーク!
そして、米国企業側は「こんな分捕り方じゃ甘すぎる!もっともっと儲けさせろ」ということで、再交渉してこいという意向のようです。今は反対の姿勢を示しているヒラリー・トランプも大統領になったとたんに手のひらを返したように、米国企業の意向に沿ってTPPを推進することは間違いないでしょう。
なんにせよ、TPP自体がとんでもなく恐ろしい秘密条約であることには変わりがありませんので、少しでも合意・発行が先に延びて、その間に1人でも多くの国民がTPPの中身を知ることが重要です。