大阪市の橋本市長が安全保障関連法案の国会での審議に対する持論を6月14日の自らのツイッター、6月18日の大阪市役所での定例記者会見で発表しています。
「国会議員を、戦場に行かせるべきだ」──。橋下徹大阪市長は、そうすれば、永田町での不適切な決定で国民が不幸に巻き込まれるリスクはぐんと減る、との考えを示した。
「原発にも言えることだが、『今の日本には、重大な政策を正しく進められるだけの政治家が揃っているのか』という大きな問題がある」とした橋下氏は、国会議員らによる不適切な決定から国民を守る仕組みづくりが急務だと訴えた。
会見の中では、維新の党がすでにまとめている安保法案の対案について、「政府・与党との思想の違いが、まるで伝わってこない」と自らの党をダメ出しする場面もあった。橋下氏は、「戦争にGOサインを出す人間は、概して安全な場所でGOサインを出している」として、「銃弾が飛び交う不安がない、安全な場所(永田町)での決定が、軍事リスクを軽く見積もらせる」とも指摘。それを是正するひとつのアイデアとして、冒頭の発言が飛び出した。
https://twitter.com/t_ishin/status/610142840706850816
以下ネットの反応。
@t_ishin 国会議員が前線に行くことは賛成ですが、安倍政権においては、各法案の中身も理解しないまま賛成票を投じる議員ばかりで、何人入れ替わっても意味がないように思います。不正選挙の元凶『ムサシ』でどうにでも操作できますし。副総理、官房長官クラスの賢明な政治判断(前線)望む。
— 山口wanko (@nekofumfum) 2015, 6月 16
@t_ishin
集団的−自衛権と、個別的−自衛権の切り分けをして、
議論する必要がありますね。
( 集団的−自衛権は、戦争をしかける側に回ることが出来る。(不安分子の排除する活動に参加出来る。)
( 個別的−自衛権は、相手国が攻撃して来た時だけ応戦する。)
大きな違い。
— ステレオ (@stereo_kun) 2015, 6月 15
@t_ishin
あり得ない比喩とはこれか?自分の命も部下の命も省みない指揮官には、集団自決は命じることはできても、戦闘指揮は出来まい。戦意を高揚させるのはただ正当性のみだ。国会では安倍は野次将軍にはなれても指揮官にはなれない。誰が安倍の運転するバスに乗りたいと思うだろう?
— どらちゃん (@mantennodoracha) 2015, 6月 15
@t_ishin
自分の身を守る事しか考えてない奴らは本当しんどいですね!そもそも、自然災害で自衛隊以外、警察も出動しますが、トップの本部長も一緒に行って、がれきの一つでも拾えと言いたいです。次の天下り先の事しか考えてない奴らですよね!橋下市長もっとメスを入れて下さい。
— テンダーロイン (@PNLfkenAx8JdGLx) 2015, 6月 15
@t_ishin 3には驚きました。きっと安倍さんも眼を真ん丸くしたのでは。でも平和ぼけした国会議員や国民にこんな喝を入れられるのは橋下さんだけ。そうだ、それ位危機感を持って考えなきゃいけない。つくづく都構想が悔やまれる。大阪の問題などさっさと解決して国の事考えなきゃいけないのに
— hana (@517_hana) 2015, 6月 15
橋本市長が最近「国会議員を、戦場に行かせるべき」「前線で国会議員が死んでもいくらでも替わりを選べることができる」といった発言を繰り返していますが、一体その真意はどこにあるのでしょうか?民意を汲み、国民の味方のように聞こえる発言を、僕らは鵜呑みにしてよいのでしょうか?
真意などは本人に聞いてみなければわかりませんが、この発言が出てきたのは6月14日の安倍総理との会談付近というのは紛れもない事実です。橋本市長は野党である維新の最高顧問ですから、本来なら与党の党首と会談するなんてことはないはずです。この重要な時期に会談するそんなお二人がまさか敵同士ということはないですよね。
ということは、やはりこの発言にも裏があると考えるのが妥当でしょう。橋本市長は政策は全然ですが「人気取り」だけはものすごい腕前です。ですから、「まずは国民の味方をするふりをしてから・・・」と言う展開を考えておくべきでしょう。政策なんかは関係なく、「橋本さんが言うんだから間違いない」「橋本さんについていこう」というお得意のパターンです。